鍼灸 THALASSAの施術例

足

下肢動脈瘤

2022.03.05

病院での診断

下肢動脈瘤(左>右)

これまでの経過

血圧がやや高く血圧の薬を飲まれている。

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鍼灸院としての診断

東洋医学的診断では全体的に浮腫もある事から望診(顔色や体型など目で見て分かる診断)では腎 = 水(氣血水の水)のバランスが落ちている。
脈診、腹診、舌診でも腎のバランスが崩れている事から腎虚。

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治療方針

腹診にて腎の領域がフワフワしており脈診でも腎の力が弱い。
又、ゲップもよくしそうになり腹診では打診をすると臍上辺りが鼓音がする事から脾熱(胃熱)がある。
脾臓の熱を抑える陰の力が弱い事で脾熱が過剰に出てしまいゲップが出ると考え、それらを考慮すると腎虚脾虚熱証と考えする。

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治療内容

全身の調整(陰陽虚実)をメインとした伝統鍼灸(経絡治療)を行うと並行して静脈瘤があるふくらはぎへの標治法(局所治療)を超浅鍼&優しい灸で氣血水の巡りを改善。

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施術回数・頻度・期間

動脈瘤が薄くなった実感は3回程。
それからも週1〜2を行っております。
(静脈瘤が分かりにくくなるまでですと5回程)
現在も体内環境を整える目的も含めた施術を週1程で受けて頂いてます。

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施術後のケア

デスクワークが多く浮腫安いので温めた根菜類を食べて頂くと共に1時間に1〜2回立って軽く屈伸、または短時間の貧乏ゆすりをして貰うようにしてます。

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