鍼灸 THALASSAの施術例

腰

脊柱管狭窄

2022.03.05

病院での診断

腰から下が痺れ痛い状態で歩くのもままならない状態

これまでの経過

数年前から腰痛を持っており病院で調べてもらったら脊柱管狭窄症と言われた。
病院の先生には「加齢によるもの」と言われ年齢も90以上だから手術よりも痛み止めの薬と湿布で症状を軽くしましょうと言われ渡された。
薬を飲んだり湿布は貼っても症状が全く軽くならないこちらで診て貰うようになった。

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鍼灸院としての診断

西洋医学的な考察
胸椎が猫背の様に曲がっており前後屈左右の側屈も困難
腰椎圧迫検査では起立筋の張りの強さが非常に強いと共に腰椎の2〜3番当たりで幹部の痛みと共に下肢への痺れが走る(左>右)

東洋医学医学的な考察
膀胱線の背部一行線、夾脊穴の筋の張りが非常に強い為に氣血の流れが滞っている。

又、脈診や腹診では腎虚の診断となるような状態に加え舌診では下の真ん中〜喉側にかけて黄白色(白苔)の苔が付いてる。
又、頭が熱く足元が冷えており寒熱のバランスも崩れている。

伝統医学的診断では腎虚脾虚熱証と考えられる。

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治療方針

西洋医学的治療をメインに行う日と東洋医学的治療をメインにする日をその日の症状の状態に合わせて行う。

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治療内容

先ず西洋医学的治療としたら筋の張りを取る施術
東洋医学的治療では、脈診などで上げた症状を経絡治療で改善させると共に上半身と下半身の寒熱のバランスを整える施術をメインに行います。

初診〜約3年後も通院若しくは往診させて頂いており晩秋からの寒い日は桝灸を用いた温補治療をメインに受けられており以前何度も再発していた狭窄症の激しい腰の痛みが起こらない状態で過ごされており大好きなゲートボールも週2で楽しい時間を過ごされている。

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施術回数・頻度・期間

施術回数としましては1週間に3回の施術を2週間。
それからは週2の施術を3ヶ月。
(カウンセリングでの説明で本人が治したいからとのご希望で快く受けられました❳

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施術後のケア

症状がほぼ解消してからは再発防止を希望され、初診からの施術で行っていた西洋医学&東洋医学のハイブリッド治療を週に1回、週1〜2で幹部のみの局所治療(標治法❳をメンテナンスとして受けられている。

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