はりきゅう筋膜リリース鍼灸治療院リーチの施術例

手
女性
50代

2020.11.24

病院での診断

頚椎症　神経根の狭窄

これまでの経過

仕事は20代から現在まで事務職　一度転職したが一日中座ったままの状態は変わらない。運動経験も現在の習慣もなし。　若い頃から肩こりを感じていたが仕事をしているのだから当たり前だと思っていた。30代後半から寝ても疲れが取れないと感じるようになる。一年ほど前　右手示指中指にしびれがあることに気づくがそのうちとれるだろうと放置したが改善しないので整形外科を受診する。レントゲンとMRIを撮り神経根の狭窄を指摘される。処置は首の牽引　ロキソニンの処方。定期的に通院するが症状に変化はなくまもなく左手小指側にもしびれを感じ医師に相談をするが頚椎の手術を勧められ怖くなって当院を受診する。

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鍼灸院としての診断

右手のしびれに関しては示指中指のしびれが強く手根管を叩打すると響くような痛みを感じる拇指球が痩せていることから正中神経麻痺と判断した。(整形外科では検査には時間をかけて行われなかった)
左手のしびれに関しては小指側のしびれであり右手の症状とは原因が異なると判断した。
左右ともに運動障害はない。

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治療方針

円背があり肩から手先への過緊張が強いのでそれを取り除いていく
右手拇指球小指球を緩め手根管の通行の改善

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治療内容

・手掌へのミオラブによるリリースと０番鍼での拇指球小指球への刺鍼　
・前腕へのミオラブリリースと円回内筋への刺鍼
・上腕二頭筋起始部への揉捏烏口腕筋への刺鍼
・前斜角筋への揉捏　後斜角筋への刺鍼

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施術回数・頻度・期間

施術一回目で左小指のしびれは消失するが右手の症状は変わらなかった。４日後二回目　来院時には左手小指の症状が再び出ていた。(聞くと前回施術後かなり楽になったので張り切って動きすぎてしまったとのこと)　術後左手症状は消失(置鍼時間を長めにした)　更に一週間後三回目　来院時左手症状はなかった。右手の手根管は柔らかくなり動きを取り戻していた。術後右手の症状が軽減　更に一週間後四回目　右手も回復する。

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