訪問鍼灸たなかの施術例

背中

転倒して背中を強打する

2020.01.20

病院での診断

受診なし

これまでの経過

前日に、自宅の床で滑り転倒した際、左背中を強打しました。
寝返り・前かがみ・深呼吸時・せき時に疼痛がありました。

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鍼灸院としての診断

問診・触診・超音波エコー観察により、左第8肋骨損傷と判断。

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治療方針

超音波エコー観察で、血腫と炎症所見が観察できたので、疼痛・炎症を少しでも早く抑えることを目的とした。バレーボールをしており早く練習復帰できることを目標とした。

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治療内容

左第8肋骨部に消炎鎮痛を目的に電気療法と鍼施術を行う。
胸郭の動きがあると、損傷部の動揺性が誘発されるので、バストバンドをおこない固定した。

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施術回数・頻度・期間

当初は3回/週の施術を行い2週間目には痛みは10→5に半減する。
3週目からは2回/週の施術で4週間後には10→2になる。
5週目以降は1回/週の施術で10→1になり治癒とする。

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施術後のケア

受傷から4週間はバストバンドで固定しており、どうしても胸郭や体幹の動きが悪くなるので運動療法を行ったが、継続して体操療法を指導しました。また、バレーボール等で痛みや違和感が出現した場合はPRICE処置をおこない、すぐに来院するように伝えました。

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