あすみ鍼灸治療室の施術例

足

心筋梗塞後の諸症状へ高麗手指鍼、座骨神経痛へ体鍼、難病症状へチクチク療法での治療

2020.03.08

病院での診断

心筋梗塞(その他持病あり)

これまでの経過

以前から座骨神経痛の治療をされていた患者様。

1年ほど前に心筋梗塞で緊急入院後、無事退院後の体調管理と心臓の負担軽減をめざして通院治療へ移行されました。
もともと難病の持病もあり、数十種類におよぶ投薬を毎回きちんと自己管理されているきちんとした女性ですが、運動不足がちでした。

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鍼灸院としての診断

心疾患:今後考えられる諸症状へむけて患部回復をサポートするべく高麗手指鍼を選択。

座骨神経痛:慢性の痛みの状態のため、ペイン管理を第一とし体鍼(パルス療法)で痛み緩和、凝り解消の治療が必要と判断。あわせて根治治療も行う。

難病疾患:長い付き合いの難病であり、現在症状がとても落ちているとのことで症状再発防止の処置が必要と判断。

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治療方針

内臓疾患の諸症状→高麗手指鍼。
座骨神経痛→体鍼
難病疾患の諸症状→チクチク療法。または高麗手指鍼も併用。

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治療内容

体鍼:下腿中心に体へ鍼を施し、パルス(微弱電流)を流す鍼と
内臓疾患の諸症状に手のひらへ鍼をする高麗手指鍼を使用。
難病疾患の諸症状にはチクチク療法を併用。

全身に通常の体鍼をする場合にくらべ時短となり、患者さまの体力減少をへらす意味もありました。

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施術回数・頻度・期間

★内臓疾患(特に心筋へ向けて)週一の治療ペース。合計24回前後の治療。およそ半年で心筋ストレスマーカー数値改善し治療緩和。

★座骨神経痛 現在、日常的ペインスケール8→3
悪天候時ペインスケール9→3 まで減少。現在も加療継続。

★難病疾患 現在 症状は大変おちついている。座骨神経痛の治療とあわせて現在も治療継続。

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施術後のケア

運動不足からの再発予防として、かかと上げ、ももあげ、簡単な患部をあたためるケアを指導。
食事指導(緑黄色野菜とタンパク質の摂取)も併用。
感染予防の再確認も行いました。(うがい、てあらいの再確認)

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