あすみ鍼灸治療室の施術例

顔

顔面神経麻痺の治療

2020.11.22

病院での診断

末梢性顔面神経麻痺

これまでの経過

10月末に急性末梢性顔面神経麻痺を発症。すぐに脳神経外科を受診されて、診断がくだる。病院の治療とともに鍼灸治療もご希望になり治療を開始する。

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鍼灸院としての診断

発症した日の日中が大変寒いにも関わらず、ずっと外におり、外気にふかれていたとのこと。夜になり眼窩部奥のコロコロするような痛みからはじまり、顔面麻痺がでたとのこと。
病院の診断にもとづき、末梢神経の炎症が原因の一端による麻痺であることを丁寧に説明。

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治療方針

症状がでている顔面部、および関連する頭部、そのた部位へむけて刺鍼およびてい鍼にて刺激をおこなう。
治療開始は発病から4日ほどが初診。その後週1回の施術を予定しました。パルス(微弱電流)は使用せず、鍼とてい鍼のみ使用)

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治療内容

鍼を刺入、置鍼。およびてい鍼での刺激とダイオードのみ利用。パルス使用はなし。
遠位部(手や足)にお灸を少量利用しました)

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施術回数・頻度・期間

表情筋改善まで週1回の治療で合計4回ほど。発症後すぐの治療がかなったため、改善が早かったです。
4日目の治療時には、ほぼ顔面の麻痺はわからない状態に。
ただめまいがフワンとするといわれていて、そちらはまだ続いている状態でした。現在も加療中です。
(原因の一端にヘルペスウイルスを疑われており、ウィルスを減少させる薬を病院から出されていました。それと合わせて

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施術後のケア

麻痺からおこっためまいの症状改善をこの後も続けてゆく予定で、週に1回の治療継続中です。
顔面部症状はほぼ消失したため、外出や買い物にでることが苦痛ではなくなったことが患者さまのQOL改善となり大変喜ばれていました。

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