整体鍼灸院 武蔵小杉優和の施術例

肩

背中が痛い(息を吸うのもつらい)

2021.01.13

病院での診断

特に異常はないと診断された

これまでの経過

■生後6ヶ月の子どもを抱き上げるとき、バンザイのような動作をするとき、落ちたものを拾うときなど、背中に激痛が走る
■息を深く吸い込もうとすると、背中と脇腹が痛む
■他に3歳の子どもがおり育児による疲労がかなり蓄積している

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鍼灸院としての診断

■立ったときの姿勢は、背中をかばっているためやや前かがみ
■背骨の関節は首、背中から腰にかけて非常に固い
■両肩が前方に巻き込んでいる
■背中・腰の筋肉が非常に硬い
■疲労による自律神経の乱れ

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治療方針

■血行不良をおこしている筋肉の調整
■脳からの神経の伝達を妨げている関節の調整
■自律神経の乱れの修復

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治療内容

【 整体と鍼 】

■固い背骨をゆるめる
背骨の関節が歪んでいたり固くなってくると神経の伝達に悪影響をおよぼし、結果としてカラダの不調の原因となってきます

このようなカラダの不調原因をとりのぞくために、当院では関節の調整を必ずおこないます

こちらの方の場合、固くなった首、背中と腰の関節それに加え足首の関節を調整しました

■筋肉をゆるめる
首・肩・背中・腰など、筋肉が固くなったままでいるといろいろな動作に無理がでて、痛みだけではなくケガにもつながります

カラダのバランスが整うよう、鍼(刺激の少ない細い鍼を使用)やマッサージで筋肉をゆるめていきます

腰や背中がつらくて前かがみになっている方は、お腹の筋肉も固くなっている場合が多いです

■鍼でストレッチ
カラダを曲げたり腕を伸ばしたりなど、さまざまな動作にともなう痛みが消失すれば快適な日常生活にもどれます

このような痛みの消失を目的に、鍼とストレッチを組み合わせた施術をおこないます

これらの施術により乱れが生じている自律神経が徐々に修復され、肉体的・精神的疲労感が軽減されていきます

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施術回数・頻度・期間

■施術回数
・明確な自覚症状がある初めの二週間は週に二回の施術
・三週目から一か月は週に一回
・四週経過(一か月)したら二週に一回を二か月

以上、約三か月にわたる施術を提案し実行しました

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施術後のケア

約三か月にわたる施術により、二人のお子さんの育児による体調不良はだいぶ減ったようです

ただし再びつらい想いをしたくないということから、現在も二~三週間に一回来院されています

ご自宅でのセルフケアとしては次のことをお願いしました

■椅子に座るとき上半身はやや前傾、腰が丸くならないようにする
■起床時・就寝時、バンザイして仰向けに寝る(1分間)
■スマホを使用するときは下向きにならず、なるべく正面を向いて使用する

また突然つらい状態になってしまったときは、すぐに当院に連絡をしていただくようお伝えしました

電話の会話でラクになることもあります
気持ちの部分のケアは子育て期間中とても重要だと思います

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