東洋医学サロン あかり堂 ~Garden~の施術例

足

足首の骨折

2020.02.13

病院での診断

脛骨、腓骨遠位端骨折

これまでの経過

30代、会社役員

数年来の患者様で、
普段は肩こりや生理痛の治療をしています。

ある日、転倒して右足首(脛骨と腓骨遠位端)を骨折。
足の痛み、腫れ、歩行困難、内出血の症状が出現。

レントゲンで、閉鎖(単純)骨折を確認し、
3日後に手術(内固定)する。

骨がつくまで、
ギブス固定と松葉づえで1カ月過ごす。

その後は、骨がつくまでの2~3か月は安静。
ボルトが固定され、半年後に抜去手術を行う。

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鍼灸院としての診断

体質は脾虚肝実証。
気力がある「しっかり」タイプ。

折れたものは、手術するしかないですが、
「一刻も早く、きれいに治したい」要望から
同時に早期回復のサポートをしました。
 
 
当院では、
 
初診時にバイタルチェックを行い、脈診、腹診のほか、体組成、BMI、血圧、体温、フットプリント、酸素飽和濃度、末端の皮膚温、リンパ節の触診など、治療に必要な項目を測定します。
 
 
骨折の症状は
 
・痛み
・腫れ
・むくみ
・運動困難
・全身の緊張
 
などが挙げられます
 
 

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治療方針

骨折は、2大目標を持って行います
 
 
・局所(折れたところ)
・全身(二次的障害の予防)
 
 
① 腫れを引かせる(お灸)
 
② 痛み緩和(特殊鍼)
 
③ 免疫強化(灸頭鍼)
 
④ 筋緊張緩和(反対足、肩)
 
⑤ 骨格調整(股関節)
 
⑥ 自律神経調整(緊張を緩める)
 
 
 

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治療内容

当院の施術法は以下の通り
 
 
局所の消炎
→関節の可動域改善
→骨格を整える
 
 
【内容詳細】
 
 
① 岩盤浴(全身の温熱)
 
② 局所の消炎(お灸で冷やす)
 
③ 漢方アロマ鍼(うっ血解除)
 
④ ラドン整体(股関節の位置補正)
 
 
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鍼灸師が扱う骨折で、
比較的安全なのは閉鎖(単純)骨折のケアです。
 
傷があると感染の問題が出てくるので、
処置法は変わります。
 
 
ケガの対応は「RICE」が常識となっておりますので、それに準じて鍼灸師が出来うる限りの積極的な治療を行います。
 
 
【ケガの対応】
 
 
R(安静)・・・休みやすい自律神経調整
I(冷却)・・・お灸で冷やします
C(圧迫)・・・むくみを最小限にします
E(挙上)・・・関連筋群の疲労と可動域の調整
 
 
感染に留意しながら「骨がくっつくのを待つ」だけでなく、日常生活の早期復活を目指して積極的に治療を行っています。
 
 
当院は、鍼灸術に併用して、あらゆる手法を研究し
「速攻回復」を行なっています。
 
 
そのため
「鍼だけで何とかして欲しい」という方に加え、
 
 
「何でもいいから早く治して欲しい」という方に向いている施術です。
 
 
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施術回数・頻度・期間

【 施 術 回 数 】25回
 
【 頻 度 】週2回~2週間に1回
 
【 期 間 】6か月
 
 
効果は直後に実感できる方がほとんどです。
 
合わせて全身の状態を同時に整えますから、効果が長持ちします。その後は、再発予防と体調維持のために通院。
 
 
*鍼だけでは、回復に時間の掛かる症状も
他のメニューを組み合わせることで
業界最速で治しています
 
 

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施術後のケア

以下を指導
 
 
・RICEの基本事項
・松葉杖のつき方、長さの調整
・お風呂の入り方
・患部のケア
・解毒の食べ物
・お腹を温める
・靴の選び方、履き方
 
 

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