かなもり鍼灸治療院の施術例

腰

右坐骨神経痛

2020.09.25

これまでの経過

半年前にお子様をご出産後、右股関節まわりに痛みが出現しました。右下肢にも痛みとしびれが広がり歩行が困難となり来院。
「骨盤ベルトを強く締め過ぎたのが原因かも」と、初診時に言っておられました。
鍼灸の施術は初めてです。

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治療方針

腰の痛みより臀部の「梨状筋」の痛みと反応が強いため「梨状筋症候群」も視野に入れ施術を進めます。
右足をつくと臀部と股関節から下肢にかけ痛みます。

このような動作が困難なほどの痛みの場合は、できるだけ患者様の身体に負担のないように施術を進めます。
原因解明にこだわり過ぎ、徒手検査などに時間をかけすぎると、痛みを強くすることにも繋がります。

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治療内容

(施術の効果には個人差があります)

右を上にして横向きで腰部と臀部への筋膜リリースを行いました。
同じ姿勢で鍼灸施術。ツボは「腎兪」「大腸兪」「臀中」「飛陽」を使います。
横向きで腹部の調整後に腰部と臀部に皮内鍼をしました。
コルセットをして初回の施術は終了としました。

同様の施術を週2回のペースで続けました。
2回目、3回目の施術の際は、まだ痛みは強いものの、痛みの範囲が減少し、下肢へのしびれが軽減していました。

2週間後にはうつ伏せになれるくらい痛みが消失しました。
6週間後には姿勢により痛みはあるものの、日常生活を通常通り送れるまでの変化がありました。
初回から約2か月で施術は終了しました。

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