かなもり鍼灸治療院の施術例

婦人科

不妊

2020.08.25

これまでの経過

妊娠を希望するも3年以上結果がでないため来院されました。
病院への通院はないので検査所見はありません。
生理周期は30日で順調ですが、生理痛はお腹と腰に強く出ます。
基礎体温は規則的です。

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治療方針

脈「肝虚症」。腹診「左中腹部に冷え」。
冷え症と肩こりが強くのぼせやすい体質でもあります。
骨盤の触診では、左骨盤の前方への変位があります。

パソコンを長時間使うために血が上半身に集まりやすく「冷えのぼせ」を起こしやすい体質です。「上実下虚」(じょうじつかきょ)と言い、上半身に血がこもり下半身は冷えて力が無くなりやすくなります。

生理の状態は血流の状態を考える目安となります。
まずは生理痛が今よりも和らぐよう施術方針を立てます。

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治療内容

(鍼灸施術の効果には個人差があります)

うつ伏せで背部から下肢への筋膜リリースの後、鍼灸施術をします。ツボは肩井、至室、腎兪、次髎など。置鍼は5分程です。
骨盤調整の後、仰向けでの鍼灸施術は腹部と下肢へ行いました。

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施術回数・頻度・期間

2週に1回のペースで通院していくにつれ、生理痛も以前よりは軽減しました。初回から7か月後に妊娠のご報告を頂きました。

肩こりや眼精疲労、腰痛や下半身の血流不足など。体は想像以上に様々なストレスを受けています。逆に肩こりが軽減するとのぼせにくくなり、のぼせにくくなると全身の血液循環がよくなります。
体のストレスを一つ一つ取ってあげると、体の機能は良くなることが多いです。

不妊でお悩みの

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