2021/09/03

鍼灸院が集客にかけるべき最適な宣伝費

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こんばんは、前田です。社員と飲んでる時に至福の幸せを感じます。なぜこの時間が好きなのかを自問自答した時に、社員が「うんうん、なるほど!勉強になります!」と嬉しい反応をしてくれるからだと思いました。そう考えると、自分がしゃべるのもいいのですが、もっと社員の話しを聞こうと思いました。

鍼灸院が集客にかけるべき最適な宣伝費
売上の8-10%が最適と思っています。

月間の院の売上が40万円なら、3-4万円、100万円なら8-10万円程度は宣伝活動にかけたほうが良いでしょう、という1つの目安です。

広告・集客にかける内容と費用の目安を列記してみました。(院の規模や地域などによって全く違いますので、非常に大雑把な内容ですが)

・ホームページ制作費:1-3万円/月
・ホームページ運用費(サーバー代含む):2,000-3,000円/月
・ポータルサイト広告費:5,000-1万円/月
・ネット予約システム利用料:5,000-2万円/月
・名刺、パンフ、ショップカード、クーポン:1,000-1万円/月
・リスティング広告費・Facebook広告費:5,000-3万円
・チラシ、ポスティングなどの制作費及び配布コスト:5,000-3万円
・院内新聞制作費:1,000-5,000円

など


なお、大手のエステサロンさんは売上の20%かけていると昔聞いて、そんなにかけるのだなと驚いた経験があります。

さて、宣伝費は先行投資の意味合いが大きいですし、そのリターンが必ず約束されているわけではありません。

ですから、宣伝活動を実施する際は、「費用対効果」をきちんと考える必要があります。費用対効果は、いくらの費用をかけたら、どれくらいの集客があるかという考え方です。

例えば、5,000円の予算をかけて、施術単価5,000円の患者さんが最低でも3人ご来院されることが想定されるなら、その広告予算は使うべきと言えるでしょう。

仮に新患さんの2人に1人がリピートされることが過去実績上わかっているようでしたら、以下の計算式が成り立ちます。

施術単価5,000円×3人+(2人に1人がリピートなので)3人×50%×単価5,000円=22,500円の売上

5,000円の広告費を払って22,500の売上ということになります。

絶対ではないものの、宣伝費をかければ22,500円の売上が発生することがおよそわかっていて、宣伝予算を使わないということは、本来出会えるはずの新患さんとの出会いの機会損失をしてしまっていることになります。

ぜひ貴院の月間売上の8-10%程度の宣伝予算を使えているかを一度確認してみてください。

 

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