下車坂治療院の施術例

顔面神経麻痺
-
顔
-
女性
-
50代
2020-05-18
病院での診断
顔面神経麻痺
これまでの経過
当院来院の2か月前に発症。
右顔面の動かしにくさを感じてから3日後に入院。
血液検査で帯状疱疹の診断も受けた。
一週間で退院。
ENoG値は覚えていないが、後遺症が出ると医師から言われた。
メチコバール、アデホスコーワを服用している。
耳鼻科でセルフマッサージと顔面の運動療法を教わり、実践している。
耳鼻科への通院は月1回の頻度で継続中。
帯状疱疹(下肢)の既往あり。
頚肩コリを合併。
徐々に改善しているがまだまだつらい。
当院の初診時 顔面神経スコア8/40点。
後遺症は見られない。
閉眼ができない。安静時の非対称が強い。
右目が乾きやすい。たまに右目の周りがピクピクする。
右顔面の動かしにくさを感じてから3日後に入院。
血液検査で帯状疱疹の診断も受けた。
一週間で退院。
ENoG値は覚えていないが、後遺症が出ると医師から言われた。
メチコバール、アデホスコーワを服用している。
耳鼻科でセルフマッサージと顔面の運動療法を教わり、実践している。
耳鼻科への通院は月1回の頻度で継続中。
帯状疱疹(下肢)の既往あり。
頚肩コリを合併。
徐々に改善しているがまだまだつらい。
当院の初診時 顔面神経スコア8/40点。
後遺症は見られない。
閉眼ができない。安静時の非対称が強い。
右目が乾きやすい。たまに右目の周りがピクピクする。
鍼灸院としての診断
顔面神経麻痺 ハント症候群
治療方針
発症後二か月を経過しているが、顔面神経スコア8/40点。
医師から後遺症が出ると言われているので、後遺症の程度ができるだけ軽く済むように施術を行う。
耳鼻科の受診は必ず継続して、鍼治療はその補助的な治療として位置付ける。
医師から後遺症が出ると言われているので、後遺症の程度ができるだけ軽く済むように施術を行う。
耳鼻科の受診は必ず継続して、鍼治療はその補助的な治療として位置付ける。
治療内容
顔面神経の麻痺は右側だが、左側の疲れやこわばりもあるので、左右とも刺鍼する。
顔面の温熱5~10分程度。
百会、左右翳風・聴会・下関へ置鍼10分。
軽いマッサージとストレッチ。
セルフケアとして上眼瞼挙筋トレーニングなど。
治療頻度は週2回程度。
初診から一か月後(第7診)には顔面神経スコア20/40点に回復。
睡眠に影響はないが、右眼が閉まらないのでガーゼを当てて寝ている。食事中に右眼がウルウルとすることがあるが、涙がこぼれることはない。右眼を閉じると少し右の口角が上がる。
この頃から、左右太陽・陽白・地倉の置鍼も追加。
その後、治療頻度を週1回程度に減らし2か月半治療を継続。
顔面神経スコア34まで回復し、治療終了。
顔面の温熱5~10分程度。
百会、左右翳風・聴会・下関へ置鍼10分。
軽いマッサージとストレッチ。
セルフケアとして上眼瞼挙筋トレーニングなど。
治療頻度は週2回程度。
初診から一か月後(第7診)には顔面神経スコア20/40点に回復。
睡眠に影響はないが、右眼が閉まらないのでガーゼを当てて寝ている。食事中に右眼がウルウルとすることがあるが、涙がこぼれることはない。右眼を閉じると少し右の口角が上がる。
この頃から、左右太陽・陽白・地倉の置鍼も追加。
その後、治療頻度を週1回程度に減らし2か月半治療を継続。
顔面神経スコア34まで回復し、治療終了。
施術回数・頻度・期間
施術内容の項目を参照
施術後のケア
運動療法。
セルフマッサージ。
顔を大きく動かさないこと。
出来るだけ温めること。
ストレスを溜めないこと。
セルフマッサージ。
顔を大きく動かさないこと。
出来るだけ温めること。
ストレスを溜めないこと。