下車坂治療院の施術例

ダンスをすると膝が痛い

2022-12-01

病院での診断

病院にかかっていない

これまでの経過

【現病歴】
4か月くらい前に、ある日気が付いたら、左膝が痛くなっていた。その後も、ダンス、ジョギングを継続していたが、2か月くらい前からランニングは中止した。週2回、ダンスの練習をしているが、左足に体重をかけて、左膝を曲げる動きをすると痛みが強い。
このような痛みは今回が初めて。塗り薬を使っているが、効果を感じない。
【自覚症状】
左膝の皿の裏側が、ピリッと痛くなる。
左足を右に出す横座りや、左右の足の裏を合わせるような体勢で痛みが出る。下りの階段で痛いこともある。下りの階段は、怖さもある。
湯船でストレッチをすると少し楽になる。
痛みが出ない範囲で、週2回のダンスは続けている。

【所見】
膝の変形は目立たない。
発赤・腫脹・熱感はない。
目立つ圧痛もない。
殿踵間距離が左の方が長く、左膝の曲げにくさがある。
仰向けでの膝床間距離も左の方が広い。
左下肢の筋緊張が右に比べると強い。
左右とも足関節の背屈の可動域が狭い。
既往歴に足首の捻挫があるので、それが影響しているのかもしれない。

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鍼灸院としての診断

理学テストでは、目立った陽性所見はないが、問診による痛みの部位や、痛みの感じ方から、膝蓋大腿関節部に問題があると推測する。

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治療方針

短期的な目標は、ダンス中の痛みの軽減。長期的な目標は、ダンスの中の痛みの解消。膝周りの筋、膝関節付近への鍼治療を施す。

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治療内容

【初診】
<仰臥位>
・左右大腿直筋、外側広筋 鍼通電10分
・左前脛骨筋、長腓骨筋 鍼通電10分
・左大腿膝蓋関節付近4点 置鍼10分
<伏臥位>
・左腓腹筋内側頭、後脛骨筋 鍼通電10分
・指圧5分 ストレッチ
<アドバイス>
・大腿四頭筋のストレッチ(痛みの出ない範囲で)
【第2診(初診から7日後)】
 前回治療時よりも楽になっている。左足に体重をかけて、左膝を曲げる動きが平気になった。膝を深く曲げるストレッチもできるようになった。まだ、下りの階段で痛みを感じることがある。
 治療内容は前回同様。
【第3診(初診から14日後)】
 階段を下るときに左膝蓋骨あたりがチリチリ痛い。
 首肩コリも気になっている。
 治療内容は前回同様。加えて、頚肩の鍼治療も行った。
【第4診(初診から21日後)】
 著変はない。調子は悪くない。
 無理をした翌日は痛みが増す。
 治療内容は前回同様。
【第5診(初診から35日後)】
 ダンス・階段昇降での痛みはほとんど感じなくなった。
 治療内容は前回同様。
 調子が良いので、今後はメンテナンス目的での来院を薦めた。来院間隔は、ご自身で決めてくださいと伝えた。
【第6診(初診から56日後)】
 膝の調子は良い。軽いジョギングを再開した。
 首肩コリの方が、気になっている。
 治療内容は前回同様。

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施術回数・頻度・期間

左膝痛に対する治療目的の施術は、初診から35日間で計5回。

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施術後のケア

膝に痛みが出たら、無理をせず運動を休むこと。
膝以外に首肩の症状もあるので、定期的にご自身の都合の良いタイミングで来院されるようお伝えした。

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