下車坂治療院の施術例

膝
女性
50代

2020.10.08

これまでの経過

【現病歴】
数年前から、右膝に痛みがある。痛みが強いときは、腫れも伴う。
以前、整形外科でヒアルロン酸注射を受けていた。
最近は、痛みが軽かったが、4，5日前から、階段の下りで痛みを強く感じている。

【所見】
肥満
左右ともO脚(左＜右)
右下肢が左よりも細い。
右膝周辺が多少腫れている。
熱感、発赤はない。
しゃがみ込み動作で痛み再現。
仰臥位での膝床間距離は右1.5cm(左1.0cm)。
右膝内側関節裂隙･外側広筋に圧痛

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鍼灸院としての診断

変形性膝関節症(大腿脛骨関節)と推測

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治療方針

疼痛部への鍼で、炎症を軽減させ、痛みを取り除く。
さらに、大腿四頭筋への低周波鍼通電により、筋肉の緊張を緩和させることと関節水腫の解消を期待する。

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治療内容

【初診】
右内側広筋、外側広筋に低周波鍼通電　1ヘルツ15分
右内側関節裂隙部、血海　置鍼(浅刺)　15分
【第2診】
階段の下りで痛みが強い。
治療内容は前回同様。
【第3診】
膝痛は軽減している。ただ、自転車で右膝を屈曲したときに大腿前面が痛い。
治療内容は前回同様。
【第4診】
膝を気にしないで、階段の昇降ができるようになった。
治療内容は前回同様。
【第5診】
ほとんど痛みはないが、予防目的で治療を受けたい。
治療内容は前回同様。

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