下車坂治療院の施術例

左ひざ痛 腸脛靭帯炎

2025-03-12

病院での診断

使いすぎによる痛み

これまでの経過

【現病歴】
9日前に外出先でたくさん歩いた。坂道が多く疲れた。その翌日から、左膝外側が痛くなった。歩行時の痛みが強く、階段の下りは支えがないと降りられない。さらに翌日に整形外科を受診。骨に異常はなく使い過ぎによる痛みと言われ、貼り薬を処方された。
薬を貼っているが、痛みが引かないため来院した。
今回のような痛みは初めて。

【所見】
左膝外側上顆に強い圧痛。
熱感・発赤・腫脹はない。
O脚。
左膝の屈伸動作で痛みあり。
膝の不安定感や弛みはない。

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鍼灸院としての診断

腸脛靭帯炎と推測

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治療方針

鍼の刺激が苦手な方なので、できるだけ鍼の本数を少なくし、指圧を併用して痛みの解消を目指す。

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治療内容

【初診】
<仰向け>
・左外側広筋(伏兎)、腸脛靭帯(風市) 鍼通電1ヘルツ15分
・指圧15分
<左右側臥位>
・全身指圧
<アドバイス>
・痛みの出る動きを避けること
・階段はできるだけ使用しないこと

【第2診(初診から11日後)】
歩行時痛、階段昇降での痛みは解消した。
まだ怖いので、階段は使わないようにしている。
調子が良くなっているので、4日後に予定している旅行にはいくことにした。
・前回同様の治療を行い、この日で治療終了。

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施術回数・頻度・期間

11日間で2回。
発症から20日でほぼ完治した。
痛みの訴えは強かったが、炎症は強くなかったと思われる。
旅行という目標があったため、生活の制限ができたことも奏功した。

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施術後のケア

特になし

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