脈診流 そあら鍼灸院の施術例

AMHが低め、フ―ナーテスト不良と診断を受け、ステップアップして人工授精を行ったが上手くいかず来院されました。

2020-05-08

病院での診断

AMH低め

これまでの経過

妊活パックで検査→AMHが年齢よりも低めと診断されました。
翌月から近くの産婦人科に通い、フーナー検査をしたところ結果は不良。
すぐに人工授精を試しましたが3回とも陰性で不安になり来院されました。

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鍼灸院としての診断

妊活パックでの診断を聞き、すごく焦り感じている印象でした。
お話を聞いていくと、身体に良いと言われていることは色々と試していて、その頑張りから逆に体の緊張や疲労が出ている状態でした。
身体の疲れやだるさは本人も自覚があり、緊張の強さから慢性的な腰痛や肩こり、頭痛が起こり、足の冷えも出ていました。
妊娠するためにはまず過度な緊張を取ることが優先だと感じました。

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治療方針

全身の緊張から気や血の滞りが生じていたので、筋肉の緊張を緩める事を中心に、冷えのある部分は温めながら施術していきました。

また頑張り過ぎて身体が疲れている部分もあったので、
①頑張り過ぎず、疲れた時は休む。
②家にいるときは意識して肩の力を抜く。
ようにしてもらいました。

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治療内容

【症状】お腹の緊張(硬さ)、慢性的な肩こり・腰痛、それによる頭痛(月1回程度)、足の冷え

1〜6回目
お腹が張っているという自覚が出てきた。肩こり、腰痛はあるものの治療後のお腹の緊張が取れる。
少しずつ身体も温かく感じてきた。

7〜10回
天候により足の冷えや頭痛は出るが、ほとんど出なくなってきた。
お腹のはりも少しずつ緩和。

11〜16回目
頑張り過ぎると肩こりからの頭痛が出る。
腰痛の頻度が減少しているが腰痛が出て筋緊張が強いとお腹も硬くなる。
しかし腰痛が出ていない時は治療前でもお腹の硬さは減る。
夏という事もあり足の冷えは緩和するが、身体の熱のこもりで頭痛が出やすくなる。

(治療お休み中)

17〜21回目
冬で手足が冷え、時々頭痛も出る。
お腹の緊張は変わらず、治療後は少しずつ緩んできている。

22〜29回目
時々腰痛や頭痛は出るが痛みは弱め。
お腹の張りもほとんど取れ、手足の冷えも緩和。
→妊娠

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施術回数・頻度・期間

16回目まで週1〜10日に1回ペース
その後は月2回。その間の採卵から移植の時は週1回。

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施術後のケア

自宅でお灸をしてもらいました。
また身体の緊張が強いので、深呼吸(腹式呼吸)を意識することやストレッチを頑張るようにお伝えしました。

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