住吉鍼灸院の施術例

腰痛

2020-05-06

これまでの経過

慢性的な腰痛があり、前屈、後屈の痛み、右足のしびれ
原因はわからず、運動不足が一つの原因でないかと考えている。
左手の震えや頸肩周りの緊張も強い、10年以上飲んでいる精神薬によるものではないかと考えているが、大きな原因がわからず。
お仕事は休職中で今は転職活動をしている

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鍼灸院としての診断

日々の生活習慣からくる骨盤の歪み、姿勢の悪さが考えられます。
また背中周りの筋肉、殿部の筋肉が硬いため、血流の循環が悪く、運動不足も血流の悪さの原因と考えます。
交感神経が優位になると、血流の収縮や筋肉の緊張が強くなり、体内に栄養や酸素が送れない状態になります。
その結果、体内には老廃物、疲労物質は溜まりやすいため、痛みや腰の重だるさ、しびれは出やすくなると考えます。

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治療方針

通常局所治療で腰回りの血流促進をしていきますが、全身の治療で副交感神経を優位にする治療を行う。
同時に骨盤の歪みと血流の循環を良くしていく。

身体がリラックスすることで、血流の循環を促進する。
また骨盤を整えていく事で、自律神経の調整や背中や腰にかかる負担を軽減していく。

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治療内容

初回は鍼と吸角のみでかなり治療。仰向け、うつ伏せ 7分ずつ
取穴部位 仰向け 太衝、期門、百会 (リラックス)
     うつ伏せ 天柱、内合陽、殿部の圧痛点 筋肉に対してアプローチしました。
治療後はリラックスしたと言って帰られました。鍼は0番鍼使用
足湯と水分を一日2リットル飲みましょう、とお伝えしました。

2診目以降は鍼治療と手技を加えて骨盤の歪みの治療とオイルで血流を促進を目的に治療をしました。

二診目の治療
自律神経の調整 仰向け、うつ伏せ6分ずつ、鍼は一番鍼使用。
取穴部位は初回と同様
骨盤調整で活法整体をしました。
歪みを維持していく為に殿部ストレッチをお伝えしました。

3診目からは腰の状態は安定し、痛みはほとんど取れていましたが、腰回りの筋肉の硬さがあったので腰、殿部はオイルで緩めていきました。
また希望としていた転職先も決まり、気持ち的にもとても前向きになれたと仰っていました。

4診目の治療
調子も良く、腰の痛みもない
自律神経の調整と骨盤の調整を行いました。
二番鍼使用

5診目の治療でヒアリングを行い、腰の痛みや痺れはなく、「本当にここに来て良かったと喜ばれていました」
転職先が見つかり、お仕事の関係で引っ越しをされ、卒業をされました。

5診目の治療
自律神経の調整と腰回りの血流促進を目的にオイルを行いました。鍼は二番鍼使用。

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施術回数・頻度・期間

施術回数→5回
診療頻度→週に1~2回
期間→1か月

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施術後のケア

足湯、殿部ストレッチ、腹式呼吸、着圧ソックス(仕事の時)

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