住吉鍼灸院の施術例

原因不明のめまいと吐き気、だるさ、微熱、腹痛、不眠と過眠
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頭
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腹
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内臓
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全身
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神経系
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女性
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20代
2022-04-11
病院での診断
受診していません
これまでの経過
既往歴:無し
現病歴:4月から社会人2年目がスタートしたが、入社1年目から毎月の売上目標を連続達成しており、営業成績も常に上位で表彰をされる。
2年目でも連続達成を途絶えさせたくなく毎日23時まで残業を続け、常にプレッシャーを感じながら働いている。
その働き方が続いていても今までは問題なかったが、3月の年度末にさらに仕事が立て込んだことで平日の夜に寝付けなくなった。
そして、平日寝れないことで土日に寝過ぎてしまうという状況が2週間続いた。併せて微熱やだるさも続くようになった。
そのことも気にはなっていたが、仕事を優先しそのままにしていたところ、来院2日前に急にめまいと吐き気が出てきた。
その翌日、帰宅後急にお腹が痛くなり脂汗が出てホワイトアウトが起き倒れてしまい、このままでは良くないと思い当院へ来院。
現病歴:4月から社会人2年目がスタートしたが、入社1年目から毎月の売上目標を連続達成しており、営業成績も常に上位で表彰をされる。
2年目でも連続達成を途絶えさせたくなく毎日23時まで残業を続け、常にプレッシャーを感じながら働いている。
その働き方が続いていても今までは問題なかったが、3月の年度末にさらに仕事が立て込んだことで平日の夜に寝付けなくなった。
そして、平日寝れないことで土日に寝過ぎてしまうという状況が2週間続いた。併せて微熱やだるさも続くようになった。
そのことも気にはなっていたが、仕事を優先しそのままにしていたところ、来院2日前に急にめまいと吐き気が出てきた。
その翌日、帰宅後急にお腹が痛くなり脂汗が出てホワイトアウトが起き倒れてしまい、このままでは良くないと思い当院へ来院。
鍼灸院としての診断
毎日朝から夜遅くまでお仕事を続けていることに加え、食生活の乱れ(1日1食手軽に取れるものを摂る)、毎日プレッシャーを感じている精神的な負荷があり、元々交感神経優位な生活を送っていたと考えられます。
それでも今までは自身の体力で何とか持ちこたえてきたのだと思いますが、年度末にそれ以上の仕事量となったことで、自身の体力では持ちこたえられなくなり、症状として身体が危険信号を出したのだと考えました。
ストレスは大きく分けて4つあり、精神的ストレス、構造的ストレス、化学的ストレス、環境的ストレスがありますが、元々備わっている体力が大きかったり、1つのストレスが大きくても残り3つのストレスが少なければ身体はそのストレスを補うことができます。
しかし、本症例の場合、1年間ずっと働き方や生活習慣を変えず、精神的プレッシャーも日々増していたことで自身に備わっていた体力が枯渇し、その状態でさらに過負荷がかかったことで症状を発症したものと考えました。
それでも今までは自身の体力で何とか持ちこたえてきたのだと思いますが、年度末にそれ以上の仕事量となったことで、自身の体力では持ちこたえられなくなり、症状として身体が危険信号を出したのだと考えました。
ストレスは大きく分けて4つあり、精神的ストレス、構造的ストレス、化学的ストレス、環境的ストレスがありますが、元々備わっている体力が大きかったり、1つのストレスが大きくても残り3つのストレスが少なければ身体はそのストレスを補うことができます。
しかし、本症例の場合、1年間ずっと働き方や生活習慣を変えず、精神的プレッシャーも日々増していたことで自身に備わっていた体力が枯渇し、その状態でさらに過負荷がかかったことで症状を発症したものと考えました。
治療方針
まずはストレスに耐えうるための体力を補っていくことを目的に施術を行う。
4つのストレスのうち、施術を通して改善できる身体の歪みや内臓のコリなどの構造的ストレスの緩和を図り、交感神経過緊張を副交感神経優位に切り替えていきバランスを取っていくこと、生活習慣の改善としてご自宅でのケアをお伝えした。
4つのストレスのうち、施術を通して改善できる身体の歪みや内臓のコリなどの構造的ストレスの緩和を図り、交感神経過緊張を副交感神経優位に切り替えていきバランスを取っていくこと、生活習慣の改善としてご自宅でのケアをお伝えした。
治療内容
初回
仰向けで、内臓の血流量を高め、内臓のコリを取ることを狙い足とお腹のツボを4ヶ所選択し、鍼と灸を行い、自律神経や脳血流を増やすことを目的とし手足のツボを2ヶ所選択し、鍼を行いました。
鍼の深さは2㎜程度で、使用した鍼は直径0.16㎜です。
鍼と灸を行ったまま6分程度置き、その後、脳脊髄液の流れを改善し脳血流を高めることと交感神経の緊張を緩和することを目的に頭蓋骨の調整を行う手技を行いました。
その後全身の体力を高めていくためにうつ伏せで背中のツボ8か所に鍼を行い、6分置きました。
2回目
初回の後、2日間は症状が改善しましたが、来院日に頭痛があったとのことでしたので、鍼は初回と同じ鍼を行い、灸の代わりに星状神経節へのレーザー治療を行い、表情筋肉の緊張と頭頚部の緊張緩和のため手技は頭と顔のツボを使った手技療法を行いました。
3回目
2回目の施術後から、症状は一度も出ず落ち着いたとのことでした。
ただ、まだ症状不安定期であることをお伝えし、鍼は初回と同様、手技療法は内臓の血流量を高めるために按腹を行いました。
仰向けで、内臓の血流量を高め、内臓のコリを取ることを狙い足とお腹のツボを4ヶ所選択し、鍼と灸を行い、自律神経や脳血流を増やすことを目的とし手足のツボを2ヶ所選択し、鍼を行いました。
鍼の深さは2㎜程度で、使用した鍼は直径0.16㎜です。
鍼と灸を行ったまま6分程度置き、その後、脳脊髄液の流れを改善し脳血流を高めることと交感神経の緊張を緩和することを目的に頭蓋骨の調整を行う手技を行いました。
その後全身の体力を高めていくためにうつ伏せで背中のツボ8か所に鍼を行い、6分置きました。
2回目
初回の後、2日間は症状が改善しましたが、来院日に頭痛があったとのことでしたので、鍼は初回と同じ鍼を行い、灸の代わりに星状神経節へのレーザー治療を行い、表情筋肉の緊張と頭頚部の緊張緩和のため手技は頭と顔のツボを使った手技療法を行いました。
3回目
2回目の施術後から、症状は一度も出ず落ち着いたとのことでした。
ただ、まだ症状不安定期であることをお伝えし、鍼は初回と同様、手技療法は内臓の血流量を高めるために按腹を行いました。
施術回数・頻度・期間
診療回数→3回
診療頻度→週に2回
期間→現時点では8日間
(今後は週1回の施術を2回行った後、再度検査と治療方針の見直し、目的の再確認を行い、継続的にメンテナンスを行います)
診療頻度→週に2回
期間→現時点では8日間
(今後は週1回の施術を2回行った後、再度検査と治療方針の見直し、目的の再確認を行い、継続的にメンテナンスを行います)
施術後のケア
お水1.5ℓ
カフェインと白砂糖を中止
湯舟と足湯
腹式呼吸
まずは1日1食でも温かい食事を摂ること
レッグウォーマーの使用
カフェインと白砂糖を中止
湯舟と足湯
腹式呼吸
まずは1日1食でも温かい食事を摂ること
レッグウォーマーの使用