住吉鍼灸院の施術例

体外受精2回目、子宮奇形あり

2021-07-15

病院での診断

子宮奇形 重複、中隔あり

これまでの経過

婦人科でタイミン指導半年
不妊専門クリニックで風疹抗体予防接種を行い、
ルトラールとタイミング指導2ヶ月
人工授精3回
採卵1回、移植1回

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治療方針

体外の陰性でのストレスが強く自律神経が乱れていたため、冷え、寝つきの悪さを指標にして自律神経の調整。副交感神経優位の時間を増やしていく。
また、肩こり腰痛を指標にしてストレスからの肝鬱(気滞)をとっていく。

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治療内容

2回目の移植前のリセットのためのピル期間から移植日程が決まるまで、
内臓(子宮卵巣)への血流U Pのため、仰向けで自律神経調整穴(百会、太衝、中脘、印堂)や、子宮卵巣に向けた脾経の穴(三陰交、血海など)への刺鍼
うつ伏せでは筋緊張緩和をメインに刺鍼。

その効果を高めるためにお腹、または下腿に向けてのオイルトリートメントを組み合わせた。

移植前日は上記に合わせてスーパーライザーの下腹への照射とよもぎ蒸しを組み合わせて内膜へのアプローチとした。

移植翌日は上記穴への刺鍼(百会、肩井、三陰交へは避けた)に頭蓋骨の調整の手技を組み合わせ、血流アップとリラックスのため仙骨部へ棒灸を行った。


移植後2週間は上記と同じアプローチで高温期の維持を測った。
陽性が出た後もつわりや凝りに対しての治療を含め行った。

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施術回数・頻度・期間

12wまで週に1回ペース
そこからは卒業の18週まで2週ペースで通っていただいた。
4ヶ月半の期間になった。

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施術後のケア

足湯
レッグウォーマー、腹巻(シルク)
水分補給(ノンカフェイン)1.5リットル

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