住吉鍼灸院の施術例

不妊治療(タイミング療法)ご夫婦でご通院

2021-03-15

治療方針

他覚的にお腹の張り、自覚としては足の冷え、体温が低温なのを改善したいということでしたので、血液循環を良くする事を目的として、
先ずは筋緊張の緩和、それによってリラックスしやすい(副交感神経優位)状態を作っていくよう治療を行った。

また、周期に合わせ、卵巣機能、下垂体、仙骨部へのアプローチを行った。

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治療内容

・初回
(月経13日目でご来院。)
初回で初めてのお身体を診て自律神経調整穴と排卵前でしたので子宮卵巣へのアプローチを、うつ伏せでは筋緊張緩和の鍼のみ少なめの刺激量で行った。足の冷えがあった為足湯のケアのお伝え。

・2回目(月経16日目)
タイミング後だったので初回の施術にプラスして仰向けでは内膜に向けたアプローチ(下腹)を行った。うつ伏せではよりリラックスしていくこと、肩こりの自覚症状があった為首肩のオイルトリートメントを行った。

・3回目(月経20日目)
体温が低く(低温で35.8℃、この日は高温期で36.2℃)大きく上がらないため、仙骨部に棒灸でアプローチを行った。
ケアとして、レッグウォーマーと腹巻をスタートした。また、セルフ灸もスタートした。

4回目(月経24日目)
体温も少し上がり(36.42℃)層になっていた。お灸と鍼で自律神経調整のアプローチと緊張しやすい首肩にオイルトリートメントを行った。ご主人もセルフケアでお灸を開始

5回目(月経27日目)
前回と同じ治療プラス高温キープのため棒灸で仙骨部にアプローチした。

6回目(月経7日目)
生理がきてしまったため、卵巣に向けてのアプローチとして温石で下腹部を温め、お腹のオイルトリートメントを行った。

7日目(月経17日目)~9日目(月経28日目)
排卵が遅れていたため、自律神経の調整と下腹中心に血流を送る施術、オイルトリートメントはその時に緊張が強い背部の筋肉を中心に行った。
9日目は排卵後と確認できたのでまた棒灸で仙骨部を温め子宮内膜にアプローチをした。

10回目(月経35日目)
排卵が遅れていたためフライン検査で陽性反応。
自律神経の調整とリラックスを目的に背中から肩にかけてオイルトリートメントを行った。

11回目(月経42日目)前回と同じ治療を行った。

12回目クリニックを受診し胎嚢を確認(6w)
13回目心拍を確認(7w)
14回目つわりもほぼないのでここまで同じ治療を行った。

~16wまで(胎盤の完成)
ペースを2週間に1回に開いてその時の状態に合わせて骨盤調整やヘッド、オイルトリートメントを組み合わせて基本的には自律神経の調整穴で鍼治療を行い、16wで卒業となった。

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施術回数・頻度・期間

最初の5回は2/1w

胎嚢確認までは2周期
週1回ペースで6回

その後10Wまで週1回ペース
16Wまで2wに1度ペース

トータル4カ月半で19回治療

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施術後のケア

腹巻(シルク)
レッグウォーマー(シルク)
足湯
水分2リットル
自宅でのお灸(ご主人も)

ご主人も胎嚢確認まで一緒にご通院頂きました。

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