住吉鍼灸院の施術例

腰、背中の張り

2020-12-06

これまでの経過

以前から身体の張り感を感じていました。デスクワークのお仕事で、特に夕方頃になると腰に違和感を感じる日々が増えてきたことから、身体の凝り、張りの感じにくい身体を目指してご来院されました。

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鍼灸院としての診断

座っている姿勢から猫背であり、肩が前方に入っている巻き肩になっていました。また後頚部から腰にかけて背中全体に張り感がありました。また、本人は自覚していませんが、下肢の冷えもありました。

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治療方針

患者さんの主訴である腰、背中の張り感に対してアプローチを行いながら、毎回の治療では足元を温めることで末端からの冷えの改善を促しました。

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治療内容

初診:後頚部から腰にかけて浅く鍼を行い、筋膜を緩めて吸角をして身体の張り感を減らしていきました。また、下肢からの血流改善を促すために下肢のオイルトリートメントを行いました。

2診目:治療後に身体のだるさが出なかったので、前回よりも鍼に刺入深度を深め、張りの強い部分にはお灸を行いました。また、脊髄際に詰まりがあったので、起立筋にオイルトリートメントを行いました。

3~5診目:身体の状態が元に戻るまでの期間を延ばすために、電気機器を使い、刺激量を多くしました。前回と同様に起立筋のオイルトリートメントを行いました。

6診目:電気機器を使った鍼治療を継続しながら、頸部の張りが特に強かったため、頭部から頸部にかけて手技で筋肉の緊張をとりました。また、最後に毎回張りが強いところを常時刺激するために置き鍼をしました。

7~8診目:張りの強い部分の上下に電気機器を繋げて、中心部にはお灸を行いました。オイルトリートメントはその時に張りが強い部分を行いました。

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施術回数・頻度・期間

1週間に1回のペースで来院していただき、状態がよくなったので卒業しました。

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施術後のケア

1週間の中で湯舟に浸かる回数を増やしていき、身体を温めることに意識を向ける生活を送っていただくようにお伝えしました。

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