鍼灸院ゆりの花の施術例
 
                        胸椎圧迫骨折後の患部と腰背部の痛み
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                                        背中
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                                        腰
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                                    女性
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                                    60代
                                                            2025-04-11                                                    
                                                    
                                 病院での診断
                                病院での診断
                            
                            
                                    胸椎9番圧迫骨折                                
                            
                                 これまでの経過
                                これまでの経過
                            
                            
                                    1か月前に倒れた自転車を起こした際に、後ろにひっくり返って腰背部を強く打つ。病院で胸椎9番の圧迫骨折と診断されて、鎮痛剤と湿布の処方とコルセット着用での3週間自宅安静後にレントゲンで患部の骨の癒合を確認して日常生活に戻る許可の診断がでる。
脊椎の経過は良いが、脊椎を打った衝撃での患部や腰背部の痛みがあり、寝返り、起き上がり、立ち上がり、体の曲げ伸ばし、同じ姿勢が続いた時など体位が変わる時に激しく痛む。
家庭の事情もあり早く日常生活に戻りたいということで早期の回復を希望されて当院へ来院する。
既往歴:座骨神経痛、骨粗鬆症薬服用
                                
                            脊椎の経過は良いが、脊椎を打った衝撃での患部や腰背部の痛みがあり、寝返り、起き上がり、立ち上がり、体の曲げ伸ばし、同じ姿勢が続いた時など体位が変わる時に激しく痛む。
家庭の事情もあり早く日常生活に戻りたいということで早期の回復を希望されて当院へ来院する。
既往歴:座骨神経痛、骨粗鬆症薬服用
                                 治療方針
                                治療方針
                            
                            
                                    自宅安静後すぐのご来院で、動くのもやっとで辛いご様子のため問診で伺ったお話を基にして、患部の脊椎周辺や動きに関わる筋肉についてなるべく負担が少ないような姿勢で灸頭鍼、知熱灸、透熱灸などで鍼灸施術を行う。                                
                            
                                 治療内容
                                治療内容
                            
                            
                                    鍼灸は経験があり刺激には慣れているということなので深部筋肉にも施術を行う。
毎回経過の途中で痛む動きが変化するため、その都度施術部位を変えながら大腿部、臀部、腰背部、腹部の範囲で適宜、局所鍼灸施術を行う。
〈初回〉
施術後、痛みについて変わらないが立ち上がり、体を反らす動きは楽になる。体を曲げる動きも前よりは良い気がする。
〈2回目〉
あまり良くなった様子はないが、寝返りやシャンプー時の前かがみ姿勢が少し楽になる。同じ姿勢でいると疲れる。歩いていても辛くなる。
〈3回目〉
前より少しずつ良くなっていて特に右側が良い。歩いたり、ずっと立っていても少しずつ保てる時間が出てきて、その痛みも少なくなっている。シャンプー時での痛みも前より良くなっている。ただ、くしゃみをすると響いて痛みが出るのを感じる。
〈4回目〉
良くなってきているが左背部がまだ残る。脊椎の患部は触っても痛みが少なく、前屈時の周辺の引きつれた感じもなくなってきている。同じ姿勢続けるのも辛くなくなり、動けるようになってきた。
〈5回目〉
また良くなってきて、長く通えなかった家族の面会に行く。ただ、1日外出するにはまだ早くその後疲れが出てしまう。
〈6回目〉
腰を回旋した時、くしゃみをしたときの痛みも減って良くなってきている。
病院でのレントゲンで骨に少しヒビが拡がっているという診断で、外出を控えてなるべく歩きすぎないようにという生活指導を受ける。
〈7回目〉
外出を控え家にいることが多くなる。家事では前かがみの姿勢が多いので、その時に痛みが出る。
患部や周辺は痛みがほとんどない。
〈8回目〉
長く立っていた後の痛みが出にくくなっているような気がする。
〈9回目〉
前回から変わらず同じ姿勢が続いても疲れにくい。
〈10回目〉
病院でのレントゲンで骨は癒合しているとのことで、生活上の指導は特になく普通に過ごしても問題ないとのことであった。痛みや動きについても骨折前と変わらないレベルになっているということで、圧迫骨折後の脊椎患部周辺、腰背部の痛みの鍼灸施術は終了とする。
                                
                            毎回経過の途中で痛む動きが変化するため、その都度施術部位を変えながら大腿部、臀部、腰背部、腹部の範囲で適宜、局所鍼灸施術を行う。
〈初回〉
施術後、痛みについて変わらないが立ち上がり、体を反らす動きは楽になる。体を曲げる動きも前よりは良い気がする。
〈2回目〉
あまり良くなった様子はないが、寝返りやシャンプー時の前かがみ姿勢が少し楽になる。同じ姿勢でいると疲れる。歩いていても辛くなる。
〈3回目〉
前より少しずつ良くなっていて特に右側が良い。歩いたり、ずっと立っていても少しずつ保てる時間が出てきて、その痛みも少なくなっている。シャンプー時での痛みも前より良くなっている。ただ、くしゃみをすると響いて痛みが出るのを感じる。
〈4回目〉
良くなってきているが左背部がまだ残る。脊椎の患部は触っても痛みが少なく、前屈時の周辺の引きつれた感じもなくなってきている。同じ姿勢続けるのも辛くなくなり、動けるようになってきた。
〈5回目〉
また良くなってきて、長く通えなかった家族の面会に行く。ただ、1日外出するにはまだ早くその後疲れが出てしまう。
〈6回目〉
腰を回旋した時、くしゃみをしたときの痛みも減って良くなってきている。
病院でのレントゲンで骨に少しヒビが拡がっているという診断で、外出を控えてなるべく歩きすぎないようにという生活指導を受ける。
〈7回目〉
外出を控え家にいることが多くなる。家事では前かがみの姿勢が多いので、その時に痛みが出る。
患部や周辺は痛みがほとんどない。
〈8回目〉
長く立っていた後の痛みが出にくくなっているような気がする。
〈9回目〉
前回から変わらず同じ姿勢が続いても疲れにくい。
〈10回目〉
病院でのレントゲンで骨は癒合しているとのことで、生活上の指導は特になく普通に過ごしても問題ないとのことであった。痛みや動きについても骨折前と変わらないレベルになっているということで、圧迫骨折後の脊椎患部周辺、腰背部の痛みの鍼灸施術は終了とする。
                                 施術回数・頻度・期間
                                施術回数・頻度・期間
                            
                            
                                    施術回数:10回 
施術頻度:週2回
施術期間:約1か月
                            施術頻度:週2回
施術期間:約1か月
                                 施術後のケア
                                施術後のケア
                            
                            
                                    病院で経過を見ながらの生活指導があったため、それに準じる。                                
                            
