鍼灸院ゆりの花の施術例

身体のだるさが抜けない、呼吸が浅く息がしづらい

2025-02-14

これまでの経過

毎年春と秋になると身体のだるさが抜けずに、呼吸が浅く息がしづらい時期が数週間ある。
今シーズンも2週間前から辛くなってきた。仕事は頑張れるが、休みになると何もする気になれず横になっている。食欲もない。

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鍼灸院としての診断


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治療方針

上背部が丸まり、肩も巻いていて猫背姿勢。
背面の腰から頚部の筋肉に硬さがあり、特に肩甲骨内側に硬さがある。腹部は上腹部に硬さがある。下肢に冷えがある。

事務系の仕事でトイレを忘れるほど集中して打ち込む真面目な人柄でオンとオフの切り替えが苦手。仕事時の姿勢と精神的な緊張から受ける上背部の筋肉の硬さがある一方、足の冷えがあり身体全体の巡りの悪さが日頃からあることに、季節の変わり目での自律神経の乱れが加わることで疲労感が強くなったと考える。

自律神経を整えること、丸くなった姿勢を緩めるような鍼灸施術を行う。

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治療内容

一般鍼灸メニューで全身に灸頭鍼、単刺法、知熱灸を合わせて施術を行う。

施術後、背中の丸みが少しとれて肩前方の可動域が拡がり良い姿勢が作りやすくなり、呼吸が楽になる。
2か月後に別症状でご来院時に、施術後は食欲も戻りそのまま効果が続き、そのシーズンは普通に動けていたと報告を受ける。

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施術回数・頻度・期間

施術回数:1回

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施術後のケア

施術中にプライベートで好きなことがあった話を伺ったので再開してみる提案と肩甲骨周りの運動をアドバイスする。

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