和鍼治療院の施術例

足首の捻挫 (かなり重症)
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手
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足
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女性
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70代以上
2020-12-14
これまでの経過
両手の関節リウマチの治療を継続中に、足首を痛めました。
10月のある早朝、階段で転倒し、右の足首を痛める。
健側の左足に比べて、患部の右足は倍ほど腫れている。
痛みがひどく、右足で踏ん張ることができない。
10月のある早朝、階段で転倒し、右の足首を痛める。
健側の左足に比べて、患部の右足は倍ほど腫れている。
痛みがひどく、右足で踏ん張ることができない。
鍼灸院としての診断
手指のリウマチの治療のため自宅を訪れたら、足首をひどく痛めておられました。
捻挫から二時間ほど経過していました。
すでに足首は、健側の足よりも倍ほど腫れています。
今後、炎症がひどくなることが想像されるので、氷でのアイシングを支持しました。
捻挫から二時間ほど経過していました。
すでに足首は、健側の足よりも倍ほど腫れています。
今後、炎症がひどくなることが想像されるので、氷でのアイシングを支持しました。
治療方針
患部の固定とアイシング。
治療内容
捻挫後の初回は、本来のリウマチの治療に加えて、足首の固定とアイシングになりました。
自宅にある包帯で、足首を固定。
冷蔵庫の氷を15個ほどビニール袋に入れて、患部に15分ほどあてるように指示しました。
それを一日に3度ほど繰り返すようにしてもらいました。
自宅にある包帯で、足首を固定。
冷蔵庫の氷を15個ほどビニール袋に入れて、患部に15分ほどあてるように指示しました。
それを一日に3度ほど繰り返すようにしてもらいました。
施術回数・頻度・期間
数日間、毎日治療を行う。
今回の捻挫は非常に悪く、回復に時間を必要とするものでした。
翌日から内出血が出現し、膝下のふくらはぎから足のくるぶしまでの広範囲に及びました。
単なる捻挫ではないことが、このことから推測されます。
ふくらはぎの内出血は、おそらく階段での打撲と推測しましたが、ご本人には自覚がなく、どのように転倒したのか理解できていない様子でした。
突然の出来事ですから、そういうこ
今回の捻挫は非常に悪く、回復に時間を必要とするものでした。
翌日から内出血が出現し、膝下のふくらはぎから足のくるぶしまでの広範囲に及びました。
単なる捻挫ではないことが、このことから推測されます。
ふくらはぎの内出血は、おそらく階段での打撲と推測しましたが、ご本人には自覚がなく、どのように転倒したのか理解できていない様子でした。
突然の出来事ですから、そういうこ
施術後のケア
捻挫後、約1か月間は外出の歩行ができない状況となりました。
私の治療経験上、もっともひどい捻挫でした。
高齢者という点
足首の捻挫だけでなく、ふくらはぎの肉離れもあり、複数の筋肉を同時に痛めてしまったこと
階段からの落下があり、通常の捻挫よりも負傷度が高い
これらの要素を考えると、今回の治療の難易度が高いのもうなずける内容と思えます。
重症度の高い捻挫でしたが、適切なアイシングと固定、治癒力を上げる鍼灸の施術と関節の可動制限を改善する鍼灸の施術により、約1か月の後、外出できるほどに回復することができました。
私の治療経験上、もっともひどい捻挫でした。
高齢者という点
足首の捻挫だけでなく、ふくらはぎの肉離れもあり、複数の筋肉を同時に痛めてしまったこと
階段からの落下があり、通常の捻挫よりも負傷度が高い
これらの要素を考えると、今回の治療の難易度が高いのもうなずける内容と思えます。
重症度の高い捻挫でしたが、適切なアイシングと固定、治癒力を上げる鍼灸の施術と関節の可動制限を改善する鍼灸の施術により、約1か月の後、外出できるほどに回復することができました。