さくら鍼灸院の施術例

吐き気、めまい、頭痛の症状

2021-03-27

これまでの経過

12歳の子供さんのことでお電話をいただき、午後から耳の閉塞感、ふらつき、めまいと頭痛で何度か吐いているとのこと。

夜7時過ぎに往診へ伺いました。
食べると吐き気がするようで、何度か吐いてしまい、夕方に少し空腹感がありチョコポッキーを食べると、その後また吐き気と頭痛が出た様子。

施術後は吐き気はややあるが、翌日には回復し、食事も普通に戻る。

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鍼灸院としての診断

普段から味の濃い食事を好まれ、キムチ、唐辛子、わさびやからしなどの香辛料、チョコレートなどの菓子類をよく食べている。

消化器も強くはなく、素体に腎の弱りがあるため、春の木気により体内の気が一気に上昇し、熱、水が同時に上に上げられたために吐き気(胃逆)、頭痛、耳の閉塞感などの顔面や頭部の症状が出てと考えられる。

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治療方針

弱った胃腸の働き修復するため、消化器に良いツボを適宜選び、お灸と小児はりを施す。
腎と脾の気を補うことで、胃からの逆流(胃逆)を防ぎ、気を引きおろす施術を行う。

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治療内容

脾兪、腎兪、足三里、合谷にお灸。
小児はりで上半身の緊張を取り、全身を整える。

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施術回数・頻度・期間

1回

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