さくら鍼灸院の施術例

小学生の頃からの片頭痛 坐骨神経痛と腰椎ヘルニア

2021-01-14

病院での診断

片頭痛 坐骨神経痛

これまでの経過

昨年11月にご来院。
小学生の頃からの片頭痛、貧血、めまいがありかなりお辛そう。
5月に退職するまでは月に10錠の片頭痛薬を飲む。

来院時は首、肩、背中のコリがひどいく、その2ヶ月前には首の寝違えになり、その後の痛みが続いていたため来院される。

特に生理時や月経前のPMSがキツく、頭痛や腹痛がひどい。
生理痛はロキソニンを服用、片頭痛の時はスマトリプタン(イミグラン)を服用。
5月までは月に10錠服用していて、吐き気止めのドンペリドンも時々飲んでいた。

その他、精神薬、抗不安薬も服用。

胸の苦しみ、息苦しさ、動悸、雨の日は身体が重いなどいくつもの症状があり、お腹や臀部はかなり冷えておられる。

便は軟便や下痢気味が多く、過敏性腸症候群で以前は薬を服用。
出かける前に気になり何度もトイレに行ってしまうことがある。

食事は肉類が多く、間食にはクッキー、おかき、ケーキをランチの後に少し食べている。

花粉症などのアレルギーあり。

生理前後も頭痛やめまいあり、抑肝散、桂枝茯苓丸を婦人科で処方されている。

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治療方針

幼少時からの家庭のストレスや食事の偏り、冷えやすい体質から肩こり、歯ぎしりなど首肩周囲の緊張がきつく、片頭痛の大きな原因になっていた様子。

就職してからは仕事のストレスがかなりひどく、下半身の冷えや脂っこい食事、お菓子の食べ過ぎなどから、ヘルニア、坐骨神経痛を発症。

下半身の冷えを可視光線により温めると同時に、食生活をお体にあった方向で変えていっていただく。

上半身に熱が上昇し、頭痛や肩こり、首こりの原因になっているため、鍼で熱を抜く施術をしていく。

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治療内容

上半身に熱が上昇し、頭痛や肩こり、首こりの原因になっているため、鍼で熱を抜く施術をしていく。

下腹部や下肢のツボを適宜選び、血流を良くし、全身の気の巡りを良くする施術を行う。

ストレスは緩和されているが手足、体幹の冷えがきついため気の停滞を取り除き、全身の血流を良くする施術をさせていただく。

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施術回数・頻度・期間

5回 
11月30日、12月7日、15日、21日、1月14日

頭痛の回数や肩こりなどの不定愁訴はかなり減ったが、年末から3週間近く空いたことで、本日来院。頭痛が3日間続いていた。
年末年始の食べ過ぎと排卵日が原因と考えられる。

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施術後のケア

にんにく、エビチリ、チョコや甘いものの摂り過ぎは控えるようにお伝えし、シャワーではなく湯船にも浸かってもらう。

年明けにはじめて来られ、靴下、レッグウォーマー、腹巻、湯船に浸かるなどで下半身を冷やさないように気をつけて生活されていたので良かったです!!

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