さくら鍼灸院の施術例

妊娠31週骨盤位(逆子)の施術

2020-08-21

病院での診断

妊娠31週骨盤位(逆子)

これまでの経過

24週目から逆子になり、31週目に入り婦人科より当院を紹介され来院されました。

産休に入る前は1時間かけて通勤されフルタイムのお仕事をされていました。
先々週からは逆子の診断は受けておられましたが運動不足にならないようにと毎日1時間歩いていた様子。お腹が張り出したため張り止めを処方されていました。
当院に来られてからは家事も手抜きをして、散歩をやめてできるだけ自宅で安静にしていただくようお伝えしました。


33週目に横位になったためお灸の後の体位を変えていただきましたが35週でも逆子の診断でした。

外転術はしない方向で帝王切開の日程が決まったと連絡がある。
35週目で破水をしたため緊急帝王切開で2300gの赤ちゃんを出産されました。
胃もたれや胸焼け、お腹の張りがあったため、食事の内容をお聞きし、食生活を見直していただきましたが、夏の暑い時期でもありエアコンや冷たい飲食もありお体がかなり冷えていたようです。

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治療方針

胃のもたれ、胸焼けに対しては胃経と脾経のツボをソフトに刺激し働きを高める施術を行う。
下半身全体の冷えは光線で温め、逆子の施術には三陰交、至陰にお灸を行う。
自宅での施灸方法をお伝えし、体位の指導をして安全面に関する注意点をお伝えする。

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治療内容

胃もたれや胃の不快感が多く、食事を聞いたところ、週に1回のレトルトカレー、キムチや麻婆丼、ニンニクを使った炒め物、チョコレートやアイスクリーム、ケーキ、冷たい牛乳とシリアルなど、胃腸の働きを弱らせてしまう食べ方をされていた。

暑さの為、冷たい水も飲んでいたので、冷房と内臓の冷えが続いており、温める光線療法と三陰交、至陰へのお灸を行う。

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