さくら鍼灸院の施術例

妊娠30週、42歳妊婦さんの逆子が正常位に戻りました。
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肩
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腰
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婦人科
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女性
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40代
2020-08-10
病院での診断
30週逆子(骨盤位)
これまでの経過
四十代女性。産婦人科より紹介されて30週目に第2子の逆子(骨盤位)で来院される。
今回は、25週目から逆子。
7月に入り湯船に浸かっていない。
クリニックの診断では赤ちゃんの背中が左側なので、右向きで寝るよう指示される。
保育園の送り迎えなど家事もあるため、疲労が感じられる。
ご年齢よりは体力があり、若々しく、一人目も34週で逆子が戻ったので今回も大丈夫かと安心されている様子。
薄い夏服しか持っていないとのこと。男性用の靴下でも良いので、冷房の部屋で冷えない対策をお願いする。
2週間後の診察で正常位に戻ったと連絡をいただき、ホッとしました!
今回は、25週目から逆子。
7月に入り湯船に浸かっていない。
クリニックの診断では赤ちゃんの背中が左側なので、右向きで寝るよう指示される。
保育園の送り迎えなど家事もあるため、疲労が感じられる。
ご年齢よりは体力があり、若々しく、一人目も34週で逆子が戻ったので今回も大丈夫かと安心されている様子。
薄い夏服しか持っていないとのこと。男性用の靴下でも良いので、冷房の部屋で冷えない対策をお願いする。
2週間後の診察で正常位に戻ったと連絡をいただき、ホッとしました!
鍼灸院としての診断
子宮内膜症の既往歴、耳の詰まり感、閉塞感などがあり、ベースに腎の弱り(腎虚)がある。
不眠、夜中に何度も目がさめる。
職場での冷房で下半身が冷えるなど、腎を弱らせ、生命エネルギーが枯渇する原因がいくつも考えられる。
自宅ではできるだけ下半身を冷やさずに安静にしてもらい、冷飲にも気をつけ、腎のエネルギーを溜めていくことで逆子が正常位に戻る機会を増やしていく。
不眠、夜中に何度も目がさめる。
職場での冷房で下半身が冷えるなど、腎を弱らせ、生命エネルギーが枯渇する原因がいくつも考えられる。
自宅ではできるだけ下半身を冷やさずに安静にしてもらい、冷飲にも気をつけ、腎のエネルギーを溜めていくことで逆子が正常位に戻る機会を増やしていく。
治療方針
下肢と腹部、臀部の冷えを取るため、三陰交、至陰のお灸に加えて可視光線療法を併用する。
冷え対策をしっかりとお伝えし、実行していただけるよう日常生活の中での細かなアドバイスをする。
自宅での施灸とお灸後の姿勢を指導し、特に3日間はできるだけ安静を心がけてもらい、経過をその都度聞いていく。
雨天時に体が重くなる、お腹が張る、動悸があり息が切れる。
疲れやすく、手足が特に冷えやすいと自覚症状があるため、消化器の働きを回復されるよう、アイスクリームやシリアル、ヨーグルトなど冷たい飲食に気をつけていただく。
冷え対策をしっかりとお伝えし、実行していただけるよう日常生活の中での細かなアドバイスをする。
自宅での施灸とお灸後の姿勢を指導し、特に3日間はできるだけ安静を心がけてもらい、経過をその都度聞いていく。
雨天時に体が重くなる、お腹が張る、動悸があり息が切れる。
疲れやすく、手足が特に冷えやすいと自覚症状があるため、消化器の働きを回復されるよう、アイスクリームやシリアル、ヨーグルトなど冷たい飲食に気をつけていただく。
治療内容
1診目7月16日
サンダルに素足で下肢と腹部、臀部が相当冷えている。
冷えを取るため、三陰交、至陰のお灸に加えて可視光線療法を併用する。
施術後に逆子を正常位に戻すための姿勢をとり、自宅での一連のセルフケアをしっかりと覚えていただく。
4日後、何となく胎動が上に感じられるようになる。
仕事以外の日は1日2回自宅で施灸をする。
1回目の施術後、2週間目の7月30日に検診の結果、正常位に戻ったことを確認され、連絡をもらい良かったです〜!!
逆子が戻らないように、もう1週間「至陰」のお灸を続け、「三陰交」のお灸も続けていただくように伝える。
サンダルに素足で下肢と腹部、臀部が相当冷えている。
冷えを取るため、三陰交、至陰のお灸に加えて可視光線療法を併用する。
施術後に逆子を正常位に戻すための姿勢をとり、自宅での一連のセルフケアをしっかりと覚えていただく。
4日後、何となく胎動が上に感じられるようになる。
仕事以外の日は1日2回自宅で施灸をする。
1回目の施術後、2週間目の7月30日に検診の結果、正常位に戻ったことを確認され、連絡をもらい良かったです〜!!
逆子が戻らないように、もう1週間「至陰」のお灸を続け、「三陰交」のお灸も続けていただくように伝える。
施術回数・頻度・期間
1回の施術と自宅での日に1〜2回の施灸を続け、2週間後に正常位に戻る。