- 基本の治療
東洋医学の考え方に基づいて体の調子を整える基本の治療です。
主に手や足のツボを使って全身の「気の流れ」を調整し、
体が本来持っている力を助け、体の働きの底上げをします。
使う鍼(はり)はとても細く柔らかいもの、または刺さらない形状のものですので全く痛くありません。
「そう言われても」と抵抗のある方も、一度来て見て触ってしまえば拍子抜けしてしまうと思いますので、
はり治療が不安な気持ちはぜひ打ち明けてください。
基本の治療では、問診と、手首の脈を診る「脈診」、ツボの状態を触る「切診(せっしん、といいます)」で東洋医学的な診立てをします。
そして2~5か所程度ツボを選び、施術します。
最初に書いた通り「気の流れ」を整えることが目的ですから、刺激の量はできるだけ少なくて済むよう心掛けています。
症状や体の変化をどう感じるかは人によりかなり差があります。
すぐに症状が変わる方もいれば、家に帰ってからとか一晩経ってから、あるいはあまり気づかないで何日もすごし、「そういえば前より楽だな」と実感する方もおられます。
まずはゆっくりお話を聞かせてください。
- 小児はり
乳幼児~10歳くらいまでのお子さんに対するはり・灸治療です。
おおよそ「基本の治療」に準じて、気の流れを調整するものですが、
刺さらないはりの道具などで、より軽くソフトな刺激で行います。
夜泣きや寝ぐずり、便秘や下痢、喘息、アトピー性皮膚炎、チック、夜尿症、中耳炎など対応しています。
初期は一週間に1~3回程度の来院が目安となります。
症状が落ち着いてくるといったん終了ですが、
アトピー性皮膚炎や喘息など長期の治療が必要なものもありますので、
お子さんの状態と相談しながら治療計画を立てていきます。
- ストレッチ補助(オプション)
いわゆる「ペアストレッチ」です。
セルフでのストレッチでは得にくい、高いストレッチ効果を見込めます。
また、お家で再現性高くストレッチできるように伸ばし方のコツや関節の動かし方なども指導します。
ストレッチの補助をご希望の場合は、できるだけ緩めの服装、ジャージなど体を動かしやすい服装をお持ちください。
各関節、1部位ごとの価格となります。
腰や背中など、境界があいまいな部分については大まかな目安です。
スポーツ選手や、デスクワークで凝り固まった体に最適です。