- 鍼灸治療
鍼治療は古来中国から行われる伝統医療です。病院では積極的に治療ができない症状、または治りにくい慢性の症状に利用されています。
鍼治療の効果が表われやすい人は、
・ 検査結果に異常はないけど症状を感じる方
・ 過去に鍼治療の経験がある方
・ 鍼治療に興味がある方
が考えられます。治療効果につきましては個人差が大きく、一概に説明できるものではありませんが、効果が出そうな患者様には積極的にお勧めしています。
当院では次のような整形外科的な疾患に対して鍼治療を行い、多くの患者様に喜んで頂いています。
首・肩・背中の痛み)
・頸肩腕症候群(肩こり)・頸椎症性脊髄症(手術後)・頚椎症性神経根炎・頚部椎間板ヘルニアの痛み・急性頚部痛(寝ちがい)・胸郭出口症候群・緊張型頭痛・その他首から背中にかけての痛み全般
肩関節・上肢の痛み)
・肩関節周囲炎(五十肩)・肩関節脱臼後の痛み・腱板炎・外傷性腱板損傷・腱板損傷(手術後)・上腕骨頚部骨折後の痛み・上腕骨顆上骨折後の痛み・上腕骨外側上顆炎(テニス肘)・肘部管症候群・橈骨神経麻痺・橈骨遠位端骨折後の痛み・手根管症候群・各種手首の腱鞘炎・CM関節症の痛み・TFCC損傷の痛み・狭窄性腱鞘炎(ばね指)・ブシャール結節の痛み・ヘバーデン結節の痛み など
腰・骨盤の痛み)
・圧迫骨折後の痛み・帯状疱疹ヘルペス後神経痛・腰椎症・腰椎分離症の痛み・腰椎すべり症の痛み・腰椎椎間板ヘルニアの痛み・坐骨神経痛・腰部脊柱管狭窄症の痛み・ぎっくり腰・変形性股関節症の痛み・仙腸関節部痛・尾骨骨折後の痛み
下肢の痛み)
・変形性膝関節症の痛み・半月板損傷の痛み・各種外傷性の膝靱帯損傷の痛み(スポーツ障害)・足関節捻挫の痛み・変形性足関節症の痛み・外反母趾の痛み・足底腱膜炎
その他)
・病院へ行くほどでもないけど気になる痛み
・病院で治療を受けているけれども良くならない痛み
・なんとなく感じる痛み
・痛みとともに不安が大きくなる痛み
- 筋膜治療

筋膜に対する治療は比較的新しい考え方です。体の痛みについて関節や神経の問題だけではなく、筋肉の問題として考える治療法です。「その場で痛みが和らぐ」ことがこの治療の特徴です。
治療はあん摩・マッサージ・指圧に似ていますが中身は全く異なります。
少し痛みを感じることもありますが、我慢できないほどの痛みではありません。神経痛の患者さんではむしろ心地よく感じるような刺激です。
筋膜治療は、筋膜のひきつった状態を緩和させて、歪んだ姿勢を矯正する効果もあります。「体が歪んできた」「関節の変形が気になる」「猫背になってきた」とお悩みの方もどうぞご相談ください。
- 整体

(背中しなやか整体+筋膜治療=6400円)
背骨や膝関節、股関節、その他すべての関節は歳を重ねるごとに関節軟骨は摩耗して(すりきれて)いきます。
その結果、関節は大小の炎症を繰り返しながら少しずつ変形していきます。そして結果として可動域(動く範囲)も狭くなっていきます。
20歳代の人の立ち姿と70歳の人の立ち姿のちがいはすぐに想像することができますね。
多くの70歳代の人は膝関節が少し曲がり、背中は丸みを帯びて顎が少し上がってしまうのです。
逃れようもないこの体の変化を少しでも食い止めるために当院では「背中しなやか整体」を行っております。
自分ではどうにも動かすことができない背中や骨盤の関節を心地よい刺激を与えながら動かすようにします。感覚としてはストレッチに近い感覚です。
・・・・・治療の対象になる人・・・・・・・・・
・体が硬くなってきたと感じる50歳以上の方
・曲がってきた背中が気になる方
・背中の痛みが気になる方
・骨粗しょう症や圧迫骨折で背中が曲がった方
・積極的に寝たきり予防をしたい方
- 手術後・外傷後リハビリテーション

手術を受けたけど症状が改善しないでお困りの方のはどうぞご相談ください。
当院では患部へのマッサージや可動域訓練など、病院では受けることがでむずかしい丁寧なリハビリテーションを行います。
また、患者様の痛みに寄り添い、痛みがなくなるまで親身になって治療致します。手術後の痛みが長期にわたると、自律神経系の不調やうつ傾向などの精神的な問題も発生します。そのような場合には痛みのカウンセリングが必要になることがあります。過去に経験がある手術後・外傷後の痛みは次の通りです。
・脊椎の手術
(頚椎・腰椎椎間板ヘルニア/脊柱管狭窄症/)
・上肢の骨折・手術
(鎖骨骨折/肩関節脱臼/肩鎖関節脱臼/腱板断裂/上腕骨近位端骨折/上腕骨顆上骨折/肘関節にかかる骨折/橈骨遠位端骨折/手部各骨折)
・下肢の骨折・手術
(変形性股関節症/大腿骨頸部骨折/変形性膝関節症/下腿骨骨幹部骨折/足関節の各種骨折/足関節捻挫/足部の各種骨折/モートン病/外反母趾/その他の足部の手術)
- 痛みのカウンセリング

現代日本では痛みの治療のためにカウンセリングを受けるという習慣は浸透していません。
なぜなら痛みは体だけに原因があると考えられる傾向が強いためです。
しかし痛みの治療は、体だけではなく患者様の感情や考え方にも触れることで効果がみられます。
院長は整形外科勤務の中で理論通りに治療をしても症状が改善しない患者さんに沢山接してきました。
大学では心理学や心身医学・社会学・文化人類学などを学びました。
当院ではそれらの知識と経験のもとに人間の痛みの原因を体の中だけではなく、心や環境・心と体の問題、個人と社会の問題にまで幅広く捉えて治療を行います。
「病院で検査をしたけど異常なし、でも辛い」「どこで治療してもらっても楽にならない」「手術をしたけれども痛みが続いている」という方は一度ご相談ください。
- 小児鍼

小児鍼は関西を中心に行われてきた子供の健康を維持するための健康法です。乳幼児死亡率がまだ高かった時代は、このどもの健康のため健康保険は十分に整備されていなかったので、子供の健康を案じる母親は小児鍼をこぞって利用しました。今では小児鍼のことをご存じのおじいちゃん、おばあちゃんが夜泣きやかん虫、その他、風邪の予防や健康増進のために小児鍼の利用を後の世代に勧めておらます。小児鍼の方法は金属のバチで皮膚を軽くこすることです。それによってお子さんの気の流れを調節します。西洋医学的には皮膚を刺激することで、お子さんの未発達な自律神経系のバランスを整えるといわれています。
- 保険治療
健康保険による柔道整復術は、骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷の治療に限られています。痛みのきっかけが外傷や関節をひねったなどであればご利用できます。保険治療を希望の方は詳細をお尋ね下さい。
1割負担~200円
2割負担~300円
3割負担~500円