特徴
女性やお子様にも安心な痛みの少ない鍼治療
当店からのご挨拶
江連叶栄
私は先天的に強度の近視でしたが、16歳の春に左目が網膜剥離になってしまい、
それまで通っていた普通高校を退学せざるを得なくなってしまったので、
翌年の春に県立盲学校に転入しました。
そんな私が初めて平方鍼法と出会ったのは、
盲学校専攻科2年生の時でした。
たまたま図書室で「こりの鍼」という
点字の本を何気なく手にして読み始めました。
ところが、読み進めている内に
それまで盲学校で学んでいた事とは全く違う事が書かれており、
ぐんぐん引きつけられて一気に読破してしまいました。
以下に私がこの本を読んで特に印象的だった内容を要約してみます。
(1)「ツボ」ではなく「触診所見」に基づいて治療部位を決定する。
(2)鍼先の手ごたえに細心の注意を払い、それに応じた適切な運鍼を行う。
(3)東洋医学に頼らず、触診や問診などによって得られた情報と
現代医学の知識を照らし合わせて病の根本的な原因を推察し、
それを取り除く治療を試みる。
(4)独特の刺入法と運鍼術によって細くて長い鍼の形状を最大限に活用し、
無痛無感の軽い鍼から岩のように堅い所見を崩すようなしっかりした鍼。
接触鍼のような極浅い鍼から3cm以上の深い鍼。
非常に細い鍼から太い鍼の使用など、とても幅の広い処方が可能。
(5)上記の処方によって鍼治療の適応範囲が格段に広がり、急性炎症の治療も
可能である。
(6)鍼治療は「出血しない外科手術」である。
(7)当時あまり注目されていなかったリンパ流の重要性を見い出し、
その改善を計る事で飛躍的な治療効果を得ている。
(8)平方鍼法は「科学的な治療法」なので、その考え方に基づいて
訓練と実践を重ねれば誰にでもある程度以上の修得が可能である。
以上の中で私が特に興味を覚えたのは、(3)・(4)・(8)でした。
この本を読んでから、それまで抱いていた鍼治療に対するイメージが一変し、
平方鍼法はとても視覚障がい者に向いた治療法で、私にも修得が可能なのではないかという希望が湧いて来ました。
そして、「この鍼こそ本物の鍼治療で、正に一生を懸けてもよい程の価値がある」と本気で感じました。
しかし、卒業後には大学を受験する事が既に決まっていましたので
ベストを尽くして受験し、もし不合格だったら
大学への進学をきっぱり諦めて平方鍼法を学ぼうと思いました。
結果は予想通り不合格でしたので、
まずは千葉県にあるT治療院に就職して2年間働いて資金を溜めた上で、
1979年の4月に27期生として信愛ホームへ入所させていただきました。
それから3年半ほど平方鍼法を学ばさせていただいた後、
1982年10月に栃木県宇都宮市で開業しました。
そして結婚、娘や息子の誕生、引っ越し…。
いろいろな事がありましたが、どうにか今日まで
ほぼ鍼専門で治療院を続けて来られました。
開業して既に34年以上になりますが、
今後も可能な限り平方鍼法の更なる修得に励みたいと思っています。
店舗詳細情報
店舗名・施設名 | 江連はり施術院 |
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住所 | 〒321-0139 栃木県宇都宮市若松原1-12-12 |
アクセス | JR宇都宮線:雀宮駅(1.7km) 東武宇都宮線:西川田駅(2.1km) 東武宇都宮線:江曽島駅(3.3km) |
TEL | 電話で予約・お問い合わせ |
営業時間 |
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定休日 |
定休日なし
日曜・祝祭日 |
ご予約に関して | ご予約はお電話にてお願いします。 |
URL | http://www11.plala.or.jp/ezure/ |
初診料 | 無料 |
ベッド数 | 1台 |
スタッフ数 | 1名 |
ジャンル | 鍼灸治療 / 美容鍼灸 / スポーツ鍼 |
得意なお悩み | 頭痛・偏頭痛 / 眼科疾患・眼精疲労 / 肩こり / 腰痛 / 自律神経失調症 |
対応可能なお悩み |
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