楽陽堂鍼灸院の施術例

不眠症、左下肢の痛み
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腰
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足
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神経系
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男性
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60代
2022-06-17
病院での診断
坐骨神経痛
これまでの経過
4月半ばに急な左下肢の痛みを発症。
元々慢性的な腰痛はあったが、下肢に痛みが出ることはなかった。
発症後は犬の散歩もままならず、病院の診断は坐骨神経痛。
1ヶ月リハビリに通っていたが全く改善せず、当院を受診。
痛みも困っているが、数年前から飲んでいる不眠も改善できるならしていきたい
元々慢性的な腰痛はあったが、下肢に痛みが出ることはなかった。
発症後は犬の散歩もままならず、病院の診断は坐骨神経痛。
1ヶ月リハビリに通っていたが全く改善せず、当院を受診。
痛みも困っているが、数年前から飲んでいる不眠も改善できるならしていきたい
鍼灸院としての診断
腰痛は会社員時代からの飲食不摂生とストレスによるもの。
不眠は胃腸症状の悪化で入院してから処方され、痛みで眠れなかったで使用したものがそのまま日常化してしまった。
今回の主訴である下肢の激痛は、庭の芝刈りによる急な筋疲労に加え、暑い日に行ったことで冷えの入った表証であった。
数日の放置と病院で処方されたシップの影響で冷えが奥に入りこんだことで、悪化していた。
不眠は胃腸症状の悪化で入院してから処方され、痛みで眠れなかったで使用したものがそのまま日常化してしまった。
今回の主訴である下肢の激痛は、庭の芝刈りによる急な筋疲労に加え、暑い日に行ったことで冷えの入った表証であった。
数日の放置と病院で処方されたシップの影響で冷えが奥に入りこんだことで、悪化していた。
治療方針
1.経絡治療による、奥に入った冷えの解消
2.飲食不摂生の改善による冷え体質、不眠の改善
3.減薬指導。高血圧薬、不眠薬、高脂血症薬など10種類ほど服薬していたので、なくしても大丈夫なものを体調と相談していただいた。
2.飲食不摂生の改善による冷え体質、不眠の改善
3.減薬指導。高血圧薬、不眠薬、高脂血症薬など10種類ほど服薬していたので、なくしても大丈夫なものを体調と相談していただいた。
治療内容
会社員時代の飲食不摂生に起因する腎虚がベース。
急で過度な運動による肝虚と気温の乱高下による寒邪の侵入を治療した。
初診:腰の稼働域改善。下肢の痛み10⇒3
2診:初診翌日に痛みがまた10になった。施術後10⇒5
3診:痛み8程度だが、腰痛はほぼ感じなくなった。
4.5診:痛みはそれほど変化なし。
6診:5診翌日から痛み1.2レベルに。歩行距離100m→無制限
睡眠状態:眠気なし→薬がなくても眠気がくる
腎肝虚への施術で回復した例
使用穴:陰谷、曲泉、肝兪、腎兪。痛み止めとして、風市、陥谷など
急で過度な運動による肝虚と気温の乱高下による寒邪の侵入を治療した。
初診:腰の稼働域改善。下肢の痛み10⇒3
2診:初診翌日に痛みがまた10になった。施術後10⇒5
3診:痛み8程度だが、腰痛はほぼ感じなくなった。
4.5診:痛みはそれほど変化なし。
6診:5診翌日から痛み1.2レベルに。歩行距離100m→無制限
睡眠状態:眠気なし→薬がなくても眠気がくる
腎肝虚への施術で回復した例
使用穴:陰谷、曲泉、肝兪、腎兪。痛み止めとして、風市、陥谷など
施術回数・頻度・期間
5診で痛み度合いがMax10⇒1.2程度になった。
4診まで2回/週。
今後は痛みよりも不眠を主に切り替えて1回/週で継続治療を行っていく。
4診まで2回/週。
今後は痛みよりも不眠を主に切り替えて1回/週で継続治療を行っていく。
施術後のケア
食事指導:小麦粉製品をできるだけ減らす。
減薬指導:医師と相談の基、飲みたくないのに飲んでいるものから減らしていくように。
週一回をベースに、痛みや不安があるときは追加で通院を指導。これにより、いつでもきて大丈夫という安心があったとのこと。
減薬指導:医師と相談の基、飲みたくないのに飲んでいるものから減らしていくように。
週一回をベースに、痛みや不安があるときは追加で通院を指導。これにより、いつでもきて大丈夫という安心があったとのこと。