鍼灸サロンCOCOCHIの施術例

夜なかなか寝付けない、途中で何度も目が覚める

2023-04-09

これまでの経過

昨年、仕事で責任のあるポジションに移動になり、その頃から夜なかなか眠れなくなった。アロマの香りを楽しんだり、ゆっくりお風呂に入ったりなど、眠りにいいといわれることをいろいろ試してみたが、あまり効果がない。薬には出来るだけ頼りたくないので、試しに鍼灸治療を受けてみることにした。

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鍼灸院としての診断

悩み・不安で神経が過敏になり、自律神経のバランスも乱れて「眠れない」状態になっている。「不眠」で体調を崩す前に対処を!

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治療方針

「睡眠」のリズムは自律神経が主っている。緊張や不安など、ストレスがかかると交感神経の働きが過剰になり、なかなか緩まなくなってしまう。この状態が夜まで続くことで「眠れない」「眠りが浅い、途中で何度も起きる」という状況を引き起こす。首肩の筋肉にもずっと力が入った状態で、噛みしめ(歯ぎしり)も起こしやすい。
鍼灸で自律神経の働きを整えつつ、エレクトロハンドを使用したトリートメントで過緊張状態になっている筋肉を緩める。また施術中はリラックスに導く精油を用いて芳香療法も同時に行う。

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治療内容

首・肩・背部が板状に硬く、筋肉がこわばっている状態。顔の咬筋も(特に左)硬結があり、かなり噛みしめが強い。眠っていても筋肉に力が入りっぱなしと推測。また足先も冷たく、頭皮も非常に硬い。
まずはうつ伏せで鍼を肩・背部・脚に。お灸は熱を感じやすかったので温度に注意しながら肩・背部・腰部・脚に。そのあとエレクトロハンドを使用したトリートメントで硬結を緩める(特に首・肩)。
仰向けになり、脚・腹部・頭部・顔面に鍼。足三里・三陰交にお灸、腹部に箱灸。デコルテのトリートメント、頭皮のほぐし。

リラックスできたのか、仰向けで熟睡。『こういったところでは、施術の途中にほとんど寝ることはないのに、今回は珍しいです!』と驚かれていた。

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