鍼灸サロンCOCOCHIの施術例

右肩の痛み(四十肩?)
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肩
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女性
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40代
2023-01-02
これまでの経過
右の肩(後ろ側)が急に痛くなった。子どもの頃から肩こりで、月1~2回鍼灸かマッサージを受けている。今回の痛みは、これまで感じたことがない部分。重いものを持った時にピキッと筋を違えたような感じになったので、それが原因かもしれないとのこと。
鍼灸院としての診断
「重いものを持ったときに・・・」との話から、急性の筋肉の炎症かと思われる。慢性的に肩こりもあるので、もともと肩周辺の筋肉の柔軟性が落ちていたところに、急に力が加わって炎症を起こしたのかと思われる。
痛みは腕を挙げたときに起こり、圧痛もある。熱感・自発痛はなし。
痛みは腕を挙げたときに起こり、圧痛もある。熱感・自発痛はなし。
治療方針
右肩の棘上筋に顕著な圧痛点があったが熱感はなかったので、局所と遠隔両方の治療法でアプローチ。
局所では、棘上筋・僧帽筋の筋緊張を緩め、血流改善をはかること。遠隔では筋膜・経絡を考えたアプローチを。
局所では、棘上筋・僧帽筋の筋緊張を緩め、血流改善をはかること。遠隔では筋膜・経絡を考えたアプローチを。
治療内容
エレクトロハンドを使用したマッサージで首・肩・腕の筋肉を深部からほぐし、そのあとで右肩の圧痛部位3か所ににパイオネックスを貼った。
遠隔治療として、右の少陽・関衝・後渓に置鍼10分、右の条山に2~3㎝刺鍼のうえ運動鍼。
痛みレベルは、施術前8→2に軽減。
遠隔治療として、右の少陽・関衝・後渓に置鍼10分、右の条山に2~3㎝刺鍼のうえ運動鍼。
痛みレベルは、施術前8→2に軽減。
施術回数・頻度・期間
1回の施術で痛みがかなり軽減し、驚かれた。様子をみて、痛みが残ったら時間があるときに施術を受けるようお伝えした。
施術後のケア
冬場は寒さで筋肉がこわばりやすくなり、血流も悪化するので、とにかく「温め」を大切に。また気が付いたときに肩を回すなど簡単なストレッチもおすすめした。