黒崎名倉堂鍼灸整骨院の施術例

モートン病

2021-07-30

病院での診断

モートン病

これまでの経過

長時間のヒールでの立ち仕事をしており、足の踵から指先に痛みが出ている状態でした。
病院にて、モートン病と診断されていました。

また、足の症状が以外にも、肩こりと慢性的な腰痛の症状がある状態でした。
そして、生理の際は腹痛がでている状態でした。

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治療方針

足の痛みを取る
肩こり、腰痛の改善
生理痛の緩和

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治療内容

治療1日目
まずは全身の状態を把握するため、全身の筋肉をほぐす治療を行いました。
その際に、腰には圧痛があり、首肩はかなり張りが強い状態でした。

その次に鍼の治療を行いました。
まずは、首・肩と腰の検査を行い、また痛みがでる体勢や筋肉の状態でも検査しました。

筋肉の可動域もかなり狭くなっている状態でした。

鍼の治療は、腰と足元で治療をしました。
腰に関しては、腰の下の方が張りが強かったので、
そこを中心に治療をしました。

また足元については、ふくらはぎに硬結(筋肉が固くなっているところ)がたくさんあったため、硬結と足裏に繋がっているツボに鍼を行いました。
また足には腰痛などに関係があるツボがあるため、遠隔治療で、そのツボに対しても鍼をしました。

治療後、検査を行いました。

腰の可動域(動く範囲)が広くなり、痛みも少なくなっている状態でした。
足元については、まだ実感がないとの事でした。

治療2回目
問診の際に、足の痛みが少し減ったとの事でした。
腰に関しては、その後は良かったが、少し経つと痛みが出たとのことでした。

この日も前回と同じように治療を行いました。

治療後、腰に対して、置き鍼を硬結部位に対して貼りました。

治療3回目~治療6回目
治療2回目の治療法を続けて治療しました。

治療7回目
足の痛みは気にならなくなったが、肩と腰の方が気になるとの事でした。

そのため、まだふくらはぎの硬さは少し残っていたので、
ふくらはぎと腰に対して鍼をしました。

肩に対しては、鍼が強いところや硬結があるところに、
置き鍼をしました。

治療8回目
足の痛みはほとんどないとの事で、
肩と腰に関しては、まだ痛みや重たさがあるとの事でした。

そのため、今回は、肩と腰で治療を行いました。
肩の方は、前回に比べて、だいぶ張りは落ち着いていましたが、
腰に関しては、やはり立ち仕事での負担が大きく、張りがまだ残っている状態でした。

今回は、肩のツボや経絡を使い、肩の局所的な治療と、腕からの遠隔治療で、腰に関しては、腰の硬結部位に対して、治療を行いました。

治療9回目
足の痛みは出ておらず、腰が1番気になるとの事でした。
治療内容は、前回と同じく、肩と腰で治療をしました。

また、足底のアーチが崩れ、外反母趾があったため、
その2つに対して、テーピングを行いました。

治療9回目
腰の痛みか、前回より取れており、重さのみ残っている状態でした。
そのため、今回は、腰の局所的な治療と遠隔的な治療をする為に、腰と足元で治療を行いました。

局所的な治療では、腰の硬結に対して、また遠隔治療については、足首やふくらはぎの腰痛に関係するツボを触診して、反応が出ているところを中心に刺鍼しました。

治療後、置き鍼を腰と足元に貼り、終了しました。

治療10回目
問診の際に、だいぶ肩も腰も痛みが減り、足の痛みに関してはほとんど出ていない状態でしたので、今回の治療で、治療を最後にしました。

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施術回数・頻度・期間

治療回数10回
頻度としては、できるだけ週に2回、難しければ週に1回しっかり通院をして頂きました。

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施術後のケア

自宅で仕事後または痛みが出た時のアイシング

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