黒崎名倉堂鍼灸整骨院の施術例

自律神経失調症

2021-07-20

病院での診断

起立性調節障害

これまでの経過

高校進学当初から朝起きるのがきつくなり、めまいが出ている状態でした。

登校できた日もめまいがあり、授業を受けることが出来ない日もあり、
雨の日には症状が強く出る状態でした。

また、生理痛も症状が強く、生理が始まると腹痛の症状が強くでて、
起き上がれないほどきついとのことでした。

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治療方針

まずは朝飲めまいを改善し、朝起きれるようになること。
また、授業などをしっかり受けられるように、自律神経のバランスを整える。

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治療内容

治療1回目
初日は、ローラーを使っての治療を行いました。
首肩の筋肉の張りがとても強く、腰も硬い状態でした。
少し、背骨の歪みが出ていたので、ローラーでしっかり矯正をし、様々なローラーを使って、骨の矯正と筋肉の調整を行いました。

治療後は、筋肉の状態は良くなっていましたが、
まだ効果が実感出来ていませんでした。

治療2回目
2回目は鍼の治療を行いました。
鍼に関しては、全身の鍼を行いました。

自律神経の関係が強い、首・肩周りと腰を中心的に鍼をしました。

また保険の治療も行い、全身の筋肉をほぐす治療を行いました。
この際は、趣味や好きな物について話をしたりして、
できるだけストレスが発散できるようにお話をするように心がけました。

治療3回目
この日は、症状は出ているものの、少し良くなっていました。
この日は全身のローラーで治療を行いました。

治療4回目~治療8回目
この間は、全身のローラーの治療と鍼の治療を交互に行いました。
症状はだいぶよくなっていました。

治療9回目
この日は鍼の治療を行いました。
ご本人様と、保護者の方とお話をして、これからの治療は鍼で行っていくことにしました。

治療10~15回目
この間は、まだ症状が不安定で、調子がいい時と、悪い時の差があり、
特に雨の日はめまいが強くなっている状態でした。


治療16回目
この日から、治療の内容を少し変えて、
上半身の鍼とお灸での治療を行うことになりました。

お休を行う理由としては、
足元の冷えと生理痛に対して治療をするために行いました。

アイシングに関しては、首元と腰とおしりの間の部分を2箇所アイシングを行いました。

治療17回目~20回目
治療内容としては、足元と腰にお灸を置き、
上半身(特に首肩と背中)に鍼をしました。

そして、保険の際は首・肩、腰の筋肉を中心的にほぐしました。
最後のアイシングは首元と腰とおしりの間の部分にして、治療を行いました。

治療21回目
この日は、問診の際に、朝も少しめまいがあるが、起きれるようになり、学校も行けるようになった。

また、部活にも行けるようになった!とのことでした。

調子もだいぶ良くなり、笑顔が増えてきました。

お母様もだいぶ安心された表情をされていました。


その後5回ほど治療を行い、症状がの安定が見られたので、
卒業となりました。

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施術回数・頻度・期間

治療回数27回
頻度週に2回

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施術後のケア

・就寝時の首元のアイシング
・朝の日光に当たる
・朝起きてすぐの水分補給
・散歩

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