あいわ接骨院・鍼灸院【美容鍼 スポーツ鍼灸 産後骨盤調整】の施術例

歯医者での麻酔による下歯槽神経麻痺、麻痺に伴い頚肩上肢の痛み
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頭
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顔
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首
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耳
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のど
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口
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肩
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腕
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手
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背中
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全身
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神経系
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女性
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40代
2024-03-23
病院での診断
口腔外科では特に診断、治療等は無かった
これまでの経過
来院2週間前に歯科治療中の麻酔によって下歯槽神経を損傷された。来院時は左下顎・喉・頬の痛みと痺れ、歯茎の感覚麻痺及び、首肩、肩甲骨周りの痺れ、上肢の重だるさが出現。
元々首肩コリはあったものの、下歯槽神経損傷した後からそのストレスにより首肩凝りの症状が悪化した。
元々首肩コリはあったものの、下歯槽神経損傷した後からそのストレスにより首肩凝りの症状が悪化した。
鍼灸院としての診断
歯科治療中の麻酔により下歯槽神経が損茎の感覚麻痺、下顎の痛み傷されたことにより、下顎神経支配領域の歯や痺れ、麻痺に伴って首肩上肢に痺れ、痛みが出現している。
治療方針
神経損傷のストレスにより、凝り固まった筋肉をほぐし、血流を良くすると共に鍼の刺激を与えて損傷された神経を活性化させていく。
また元々あった耳の閉塞感やストレスによる自律神経の乱れを整える。
また元々あった耳の閉塞感やストレスによる自律神経の乱れを整える。
治療内容
・1回~3回 身体への負担を考慮し刺激量は低く施術を行う。
うつ伏せで首・肩上部・背部をほぐし、寸‐2で肩・頚・背部・肩甲骨周りの筋肉に刺鍼。置鍼中に合谷や脊柱際、冷えが強い所に刺激量の少ない灸。
仰向けで側頭筋・咬筋・首を弱めにほぐす。
左側中心に頬・側頭部・顎周り・顎下に顔用の鍼を置鍼20分
置鍼中に上肢に手技
顔の痺れや痛みが緩和するまでは1週間に1度の通院をすすめる。
・4回~10回 歯の治療が再開され、嚙み合わせの悪さのストレスから身体の症状が悪化した。顔の痺れや痛みはオトガイ部分のみ残存しているが、出現頻度が減少した。
刺激量を少しずつ上げながら施術
うつ伏せで首・肩・肩甲骨周り・背部しっかり緩める。
寸3-2頚~背部にかけて置鍼10分
置鍼中に上肢を緩める。
仰向けで側頭筋・咬筋・頬骨周りに手技
顔用の鍼で咬筋・側頭筋・オトガイ周囲・顎下に刺鍼
置鍼中に頚をしっかりほぐし、上肢に寸3-2置鍼
・11回目以降 寒さからか、以前からたまに出ていた右腰の痛みと臀部・下肢の神経症状が出現。顔の方はオトガイの違和感のみが残存している。
うつ伏せ姿勢で首・肩・背部・右腰・臀部をほぐす。
寸3-2で首・肩・背部に置鍼し、寸6‐2で腰・臀部、右側のみ腰臀部にパルス10分
仰向けで側頭部・咬筋・頬骨周りの筋肉をしっかり緩める。
顔用の鍼で咀嚼筋群・頬骨周り・咬筋・側頭部・百会に置鍼
置鍼中に頚手技
うつ伏せで首・肩上部・背部をほぐし、寸‐2で肩・頚・背部・肩甲骨周りの筋肉に刺鍼。置鍼中に合谷や脊柱際、冷えが強い所に刺激量の少ない灸。
仰向けで側頭筋・咬筋・首を弱めにほぐす。
左側中心に頬・側頭部・顎周り・顎下に顔用の鍼を置鍼20分
置鍼中に上肢に手技
顔の痺れや痛みが緩和するまでは1週間に1度の通院をすすめる。
・4回~10回 歯の治療が再開され、嚙み合わせの悪さのストレスから身体の症状が悪化した。顔の痺れや痛みはオトガイ部分のみ残存しているが、出現頻度が減少した。
刺激量を少しずつ上げながら施術
うつ伏せで首・肩・肩甲骨周り・背部しっかり緩める。
寸3-2頚~背部にかけて置鍼10分
置鍼中に上肢を緩める。
仰向けで側頭筋・咬筋・頬骨周りに手技
顔用の鍼で咬筋・側頭筋・オトガイ周囲・顎下に刺鍼
置鍼中に頚をしっかりほぐし、上肢に寸3-2置鍼
・11回目以降 寒さからか、以前からたまに出ていた右腰の痛みと臀部・下肢の神経症状が出現。顔の方はオトガイの違和感のみが残存している。
うつ伏せ姿勢で首・肩・背部・右腰・臀部をほぐす。
寸3-2で首・肩・背部に置鍼し、寸6‐2で腰・臀部、右側のみ腰臀部にパルス10分
仰向けで側頭部・咬筋・頬骨周りの筋肉をしっかり緩める。
顔用の鍼で咀嚼筋群・頬骨周り・咬筋・側頭部・百会に置鍼
置鍼中に頚手技
施術回数・頻度・期間
総来院回数:18回
頻度:1回~8回 1週間に1回 8回目以降 2週間に1回
期間:6カ月
頻度:1回~8回 1週間に1回 8回目以降 2週間に1回
期間:6カ月
施術後のケア
右腰からの神経症状が臀部からハムにかけて出現している為、自宅で出来る臀部、下肢のストレッチを指導