あいわ接骨院・鍼灸院【美容鍼 スポーツ鍼灸 産後骨盤調整】の施術例

腰

ギックリ腰

2022.10.03

病院での診断

数年前に同様の症状があり整形外科にてレントゲン撮影し骨に異常ないとのことで、痛み止めの飲み薬と湿布を処方された。 今回の症状では整形外科には受診せず直接の来院。

これまでの経過

普段はデスクワークをして過ごしていることが多いが、来院2日前に普段しないような運動を行う。
その次の日には違和感がありつつデスクワークを続け、その後デスクワークを終えて立ち上がる瞬間に腰に痛みが出現、翌日当院に来院した。

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鍼灸院としての診断

L2〜5右側脊柱起立筋部の疼痛、筋硬結、圧痛、可動時痛(特に寝ている体勢から身体を起こす動作)があるが、関節性・神経性のテスト法による陽性所見はない。
よって急性腰痛(筋筋膜性腰痛)と診断。

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治療方針

疼痛発生から来院時にかけて痛みの強さは変わらないとのことなので、患部(L2〜5右側脊柱起立筋)への直接的なアプローチは控え、患部周囲の筋緊張を取るのに手技や鍼灸治療を用いて施術を行う。
その後症状の緩解に合わせて鍼灸治療による患部への積極的なアプローチを行い疼痛消失を目指す。

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治療内容

来院当日・初回
右側臥位にし手技にて背腰部〜臀部大腿部にかけて筋硬結・圧痛の有無を再度確認。
患部の圧痛は依然として強くあったのでそこは避けるようにし、患部以外の筋硬結部や反応点に鍼灸治療を行う。
その後身体を動かしてもらいROMの改善具合や可動時痛の有無を確認をする。
来院時は歩行時痛もある状態ではあったが改善し、寝ている姿勢から身体を起こすことも痛みなく行えるようになる。
4日後・2回目
痛みは半分ほどにまで軽減。
触診により疼痛の緩解の確認が取れたので
患部への積極的な鍼灸治療に切り替える。
患部である右脊柱起立筋部や中臀筋部への鍼灸治療(パルスも)を行う。
その後更なる痛みの緩解がみられたので
次回の通院を1週間後にして様子を見ることに。

前回から1週間後・3回目
症状も腰部のつっぱり感が残る程度と疼痛も1割ほどにまで減少。
前回と同様の鍼灸治療(パルス)を行う。

仕事での座位も可能ではあるが、今後の腰痛を繰り返さない為の予防も含む施術を今後続けていくことに。
次回は2〜3週間ほど空けてメンテナンスを行なうことを提案。

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施術回数・頻度・期間

施術回数→3回目
頻度→痛みが強いうちは週に2回、痛みが落ち着くようであれば1〜3週に1回の通院
期間→今後症状の緩解具合で治療間隔を空けることも考慮し1月半ほどで症状消失の見込み。

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施術後のケア

・デスクワーク等の長時間座位を控える
・痛みが強いうちは安静にすること
・痛みが引けばストレッチなどのセルフケアの指導

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