あいわ接骨院・鍼灸院【美容鍼 スポーツ鍼灸 産後骨盤調整】の施術例

交通事故による頸部、下腿を中心に全身の痛みがある

2021-02-11

病院での診断

頸椎捻挫 右下腿打撲 左肘打撲 右胸部打撲

これまでの経過

令和1年7月 ゴルフに行こうと高速道路を車で走行中、前方で事故で停車中の車があり停車していたところ、後方から大型バスに追突された。
整形外科ではシップと投薬のみでなかなか症状が改善しない為、当院に来院。
楽しみであるゴルフが行える身体に早く戻りたいと強く願っている。

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鍼灸院としての診断

①頸部 
Ⅽ5~7部の圧痛、頸部伸展、回旋時痛が強く、右板状筋、胸鎖乳突筋の疼痛を訴え、筋緊張、疼痛により頸部の動作制限が顕著である。
②右下腿 
下腿腓腹筋に打撲による皮下出血と歩行時、階段昇降時の動作痛、日により夜間痛が強い。
③左肘 
肘関節屈伸時、重量物の持ち上げ時の疼痛が強い。
④右胸部
肋間筋の圧痛、右上肢を挙上した際の疼痛が強い。

①②③④共に日常生活で支障をきたしている状態。

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治療方針

事故当初は頸部、下腿部、肘部、胸部共に疼痛強く、ちょっとした刺激で過敏に反応する為、疼痛が3割減するまでは低刺激で行い、その後はストレッチ、深部筋へのアプローチを行い最短での治癒を目指す。

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治療内容

①頸部
事故当初は患部であるC5~7部への刺激は避け、手技により僧帽筋、広背筋、胸鎖乳突筋の緊張を取り、受傷1か月後からは深部筋である板状筋、C5~7部脊柱起立筋でのアプローチを開始すると共に、頸部回旋のストレッチを行い、可動域改善に努める。
②右下腿
打撲痕部は手技は避け超音波治療器による刺激で炎症を治め、圧痛改善後は腓腹筋、ヒラメ筋への手技による緊張除去と足関節のストレッチを行い、歩行時等の動作痛改善を目指す。
③左肘 
前腕伸、屈筋と上腕二、三頭筋のストレッチを行い、柔軟性を出す。
④右胸部
胸部の施術は女性鍼灸師が常時担当し、大、小胸筋等のリリースを行う。

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施術回数・頻度・期間

①頸部  約5か月間 
②右下腿 約6か月間 
③左肘  約1か月間 
④右胸部 約3か月間

疼痛が強い間は週4~5日の通院を勧め、その後は週2~3日の通院を勧める。

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施術後のケア

・損害保険会社と患者様の間に入ることにより安心して治療に集中出来る環境を提供する。
・その他交通事故での示談交渉時の注意点を細部までアドバイスし、治療以外でも患者様の疑問点を解消することに努める。
・自宅での疼痛回避肢位のアドバイスやセルフケアの指導を行う。

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