セドナ鍼灸治療院の施術例

自律神経失調症

2022-02-07

病院での診断

自律神経失調症

これまでの経過

常に仕事が忙しくストレスが溜まっている自覚は以前からあった。
去年の11月に入ってから偏頭痛がおこり、眼がチカチカすることが増えた。
また、めまい、耳鳴り、立ち眩みが起こることもある。
病院でCT、MRI検査や眼科、耳鼻咽喉科も受診したが異常は見られず、家族のすすめで心療内科を受診し、自律神経失調症と診断された。

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鍼灸院としての診断

患者様自身の話や、舌診、脈診等の身体の状態から自律神経失調症の中でも「肝うつ気滞」のタイプであると判断。

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治療方針

①情志の症状 : 抑鬱、ため息をよくつく、気持ちが落ち込む、怒りやすくなる
②月経の不調 :生理周期の遅れと経血量の減少
③脹りと痛み :月経前に胸脇部や乳房の脹り
④痰気結塊の症状:ヒステリー球のような喉元の違和感
肝うつ気滞が続いたり悪化すると痰気互結や陽亢、血瘀などの様々な病態が発展してしまう為、気の流れを整える治療を行う。

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治療内容

天枢、内関、期門、太衝、陽陵泉、支溝を中心に置鍼。

2回目でふらつきが大幅に減ったので、脳脊髄液の流れを整える治療を行った。
4回目で眼と耳の症状も軽減した。
頭蓋骨調整をしながらカウンセリングを行った事も功を奏し、治療を行うごとに怒りの感情が減り、それに伴い頭痛も収まった。

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