おべ鍼灸院の施術例

テニス肘、指のしびれ

2020-05-15

病院での診断

テニス肘等

これまでの経過

3か月前に、物を左手でつかむと握力がなくポトリと物を落とすようになった。左手親指が特にしびれる。また、左の肘も痛む。最初に整形外科を受診。X線で頸椎(首の骨)の脊柱管の狭窄が指摘される。電気療法と手技療法で1か月通院。その後、整体にも通うが、思うような改善が見られないので、当院に来院された。

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鍼灸院としての診断

①首の骨の間が狭くなり、神経を圧迫して痛みが生じている可能性がある。
②腕の筋肉の先の腱(けん)を束ねている、腱鞘(けんしょう)で炎症を起こしている可能性も考えられる。

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治療方針

①首の骨の間の神経の血流改善。
②腕と指に関わる筋肉を緩める。
③痛みに関わっている関節部分を緩める。

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治療内容

①首の骨の間から出ている神経の近くに、はりを打ち、微弱な電流を流し、神経の血流を改善して、痛みを緩和する。
②腕の筋肉(内側・外側)に細いはりを打ち、微弱な電流を流して筋肉を緩ませる。
③腱鞘部分に極めて細いはりを打ち、炎症をしずめる。
④はりの痛みに苦手意識があるため、はりは、美容に使う、一番細いはりを使用。また、はりの本数を少なくする。また、はりの後にオイルトリートメントなどを使い筋肉を緩ませる。

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施術回数・頻度・期間

1週間に1回の間隔で施術。
1回目の施術後、指のしびれと、腕・肘の内側の痛みが解消する。
2回目の施術で、残っていた腕・肘の外側の痛みが70%緩和。
3回目の施術で、残っていた腕・肘の外側の痛みがほぼなくなる。

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施術後のケア

テニス肘の、自宅での予防策として、自分でできる腕のマッサージの仕方を指導しました。

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