おべ鍼灸院の施術例

五十肩(肩関節周囲炎)④・腱鞘炎(指)

2022-08-24

病院での診断

肩関節周囲炎・右手示指・中指の腱鞘炎

これまでの経過

2021年末に、右肩の痛み及び右手第2指・第3指の間にしびれを発症し、接骨院に通院。(また、5年前に右手親指の腱鞘炎を発症し、その後寛解している。)

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鍼灸院としての診断

右肩の周辺の前・横・後ろ側の筋肉硬結がある。また、右手示指・中指にかけて腱鞘炎とみられる痛みを確認。

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治療方針

肩関節周囲炎に対しては、痛みの元となる頸椎神経根にアプローチする。
指の腱鞘炎に対しては関節の腱鞘を通る腱に対して滑走性を良くするために低周波鍼通電療法を行う。

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治療内容

①肩の痛みの元の頸椎・第5~第8神経根に低周波鍼通電療法を施術し、神経の血流を促して痛みの軽減を図る。
②硬結のある筋肉(上腕二頭筋・三頭筋・刺上筋・刺下筋・小円筋・大円筋・三角筋)に対して細い鍼を打つ。
③右手指の腱鞘炎に対しては、前腕からの低周波鍼通電療法を施術。

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施術回数・頻度・期間

月に1回のペースで来院。6か月来院。2回目の施術で指の腱鞘炎による痛みが軽減。7回目の施術で肩周辺の痛みが軽減する。その後、経過観察に移行。

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施術後のケア

指・肘などの腱鞘炎に対するセルフケアの動画を送り、予防の仕方を指導。また、肩等を冷やさないようにアドバイス。

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