おべ鍼灸院の施術例

五十肩(肩関節周囲炎)③
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肩
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男性
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60代
2021-02-26
病院での診断
肩関節周囲炎(五十肩)
これまでの経過
2020年12月に左肩の痛みを発症。整形外科を受診、リハビリを経て、鍼灸院に来院。コロナ禍で、在宅ワークが増えて、それとともに、左の方肘をついて横向きでTVを長時間観るようになった。
鍼灸院としての診断
両肩、特に左肩を横に上げる動作で痛みが出る。触診の結果、特に、左腕の力こぶの筋肉(上腕二頭筋短頭)の深部に硬い部分を確認。両肩・首全体に、こりが見受けられる。
治療方針
①両肩・首を構成する筋肉全般のこりを取る施術を行う。
②特に、硬くなっている左腕の筋肉に細く長い鍼を打ち、筋肉の再生を加速させる。
③痛みの元となったと予想される、TVを観る姿勢を改善するように生活指導を行う。
②特に、硬くなっている左腕の筋肉に細く長い鍼を打ち、筋肉の再生を加速させる。
③痛みの元となったと予想される、TVを観る姿勢を改善するように生活指導を行う。
治療内容
①首・肩周りの脊柱の外方2cmあたりに細い鍼を打ち置鍼。
②首の横にある(第1肋骨を引き上げる、呼吸補助筋の)「斜角筋」に低周波鍼通電療法を行う。
③肩甲骨周りの筋肉に鍼を打ち、緩める。(刺上筋・刺下筋・肩甲下筋・小円筋・大円筋)
④左上腕の筋肉(上腕二頭筋短頭)に、60mm、0.18mmの鍼を打ち、回復を早める。
⑤ ①~④の施術時に赤外線照射を行い、患部を温める。
②首の横にある(第1肋骨を引き上げる、呼吸補助筋の)「斜角筋」に低周波鍼通電療法を行う。
③肩甲骨周りの筋肉に鍼を打ち、緩める。(刺上筋・刺下筋・肩甲下筋・小円筋・大円筋)
④左上腕の筋肉(上腕二頭筋短頭)に、60mm、0.18mmの鍼を打ち、回復を早める。
⑤ ①~④の施術時に赤外線照射を行い、患部を温める。
施術回数・頻度・期間
週に1回のペースで3回施術。施術開始から1か月後には、肩の痛みがかなり軽減し、日常生活を不便なく送れるようになる。
施術後のケア
今後、月1回の経過観察の施術を継続する。TVを観る時の姿勢の改善をはじめとして、同じ姿勢を長時間続けないように指導する。また、肩甲骨のストレッチについて指導。