セドナ整骨院・鍼灸院 公津の杜院の施術例

起立性調節障害

2021-08-27

病院での診断

起立性調節障害

これまでの経過

主訴:朝起きられない(だるさ、しんどさ)、頭痛、頻脈、低血圧、肩こり、腰痛
漢方を服用
他覚的所見:猫背、脚長差が左右で2㎝あり

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鍼灸院としての診断

10代ということで心と身体のバランスが取れていないことで自律神経の働きがまだ不安定であると感じました。
だるさや起きられない、低血圧というところから副交感神経が優位に働くことで「リラックスし過ぎ」の状態となっており活動に支障が出ているものと判断しました。

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治療方針

落ち込んでいる時は目線が下に落ちて背中が丸くなり、逆にやる気がある時は目線が上がり、姿勢も良くなります。
姿勢が脳や自律神経に与える影響はとても大きいため、猫背矯正を施術の軸に、あとは自律神経のバランスを取るために手足や背中、足のツボに鍼灸施術を行います。

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治療内容

長時間横になっていると起立性調節障害の症状が出て起き上がれなくなってしまうため、全体の筋肉をほぐす低周波療法を10分、マッサージ施術を10分、姿勢を変えながら鍼を5~15分を行い最後に骨盤と猫背矯正を10分ほど行いました。

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施術回数・頻度・期間

初回 大きな変化は見られず
2回目 少し朝起きるのが楽になった
3回目 寝付きが良くなった、朝6時に起きられた
4回目 頭痛が減った、少しずつ朝起きられるようになってきた、声に張りが出てきた、笑顔が増えてきた

施術頻度は1週間に1度で行っています。
次回は5回目の施術で、段々と良くなっているのでかなり順調なペースです。慢性的な症状や重症例は1,2ヶ月間くらい症状に変化が出ないこともあ

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施術後のケア

起立性調節障害は思春期の子によくある症状ですので当院でもご相談をよく頂きます。そのため分かりやすくセルフケア用の資料をお渡ししています。

セルフケア例)
・水を1.5ℓ~2ℓ飲む(血流をよくする)
・夜決まった時間に布団に入る(自律神経を整える)
・塩分が不足しているなら取る
・たんぱく質、鉄分を積極的に取る

などなど…
患者さんの状態、体質、生活環境などに合わせてセルフケアの方法をお伝えしています。まずは症状について知ることも大切ですので、分かりやすく説明をさせていただきます。

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