ゆず鍼灸治療院の施術例

目

眼精疲労、目の奥の痛み

2020.05.12

これまでの経過

既往歴や現病歴はなし。家族歴なども特記事項なし。
営業職の20代女性。
訪問先への移動などで歩く機会も多かったそうですが、新型コロナウイルスの影響によりテレワークとなり自宅でのお仕事・テレビ会議や打ち合わせが中心になった。

眼精疲労や目の奥の痛みは気になった事がなく、元々あった肩や首の多少のこり感については特にケアを受ける必要を感じていなかった。

しかし、テレワーク中心のお仕事になったためパソコン作業が続き、目の疲れとともに目の奥の痛みを感じるようになった。
ご自身でマッサージをしたり温めたりを行ってみたが、うまく改善されなかった。

家族から鍼がいいよ!と聞き、当院に予約・受診してくださった。

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治療方針

職場の環境とは違う状況下でのパソコン作業が続いたことで、肩や首のこりとともに目周りの筋肉や頭に凝りが蓄積してしまったように思う。
経絡をチェックすると肝実と判断でてきたので、おそらく「オーバーヒート」してしまい症状が出てきたと考えた。

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治療内容

初回:
①頚椎の歪みを整える
②肝実に対して足のツボに鍼をして整える
③肩首の凝りへの電気鍼しながら、頭皮や目周りへの置鍼

2回目:
初回同様

3回目:
①頚椎の歪みを整える
②経絡をチェックして、それに対応したツボに鍼をして整える
③肩首の凝りへの電気鍼しながら、頭皮や目周りへの置鍼

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施術回数・頻度・期間

週に1度を3回ほど行い、自覚症状の軽減がみられた。
次回以降は2~3週に1度の目安で引き続きケアを行っていく予定。

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施術後のケア

テレワークにより自宅でのお仕事になったことが引き金であり、その背景には、「環境」が大きく関係していると考えた。

パソコン作業等をするには高さが合わない机やイス、照明の問題(白色or黄色ライト、蛍光灯orダウンライトなど)があり、ご本人に可能な範囲で変えていただけるようにアドバイスした。

また目を温めていたようだが、初回の検査では「目を冷やした方がよい」と判断できたのでそのように伝え。セルフケアとして自宅で目を冷やすことを行っていただいた。

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