セドナ整骨院・鍼灸院 千葉駅前院の施術例

背部痛(急性・ギックリ背中)

2024-06-24

病院での診断

急性背部痛

これまでの経過

◇背景◇
・運送業:長距離移動多
・受傷起点:運転後、積み込み作業中から違和感、その後から徐々に疼痛増加
・現病歴:高血圧、高脂血症

◇主訴◇
・右背部を中心とした肩部・腰部へ放散する疼痛
・動作時:どの方向への可動でも疼痛
・右上肢の運動でも疼痛あり、患部を中心に軽度の痺れ感
・安静時:疼痛なしも、初動作時に患部へ症状

◇既往歴◇
・過去に1度、同様の症状の経験がある、その際は整形外科受診:画像所見に問題無し、回復まで約2週間を要した
・普段から慢性的な腰背部への鈍重感あり

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鍼灸院としての診断

◇所見
・筋性由来:急性背部痛
・神経症状:筋力、反射に問題は見られないものの、理学検査で疼痛誘発
・初診段階での必要施術回数:8回

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治療方針

「 施術方針 」
◇初回~
・急性の炎症、疼痛をコントロールする事を重視し、可能な限り早めに日常生活へ完全復帰を進めて行く
・施術:問診検査カウンセリング、メディセル(筋膜リリース)、手技、鍼、テーピング、セルフケア指導

◇2回目(翌日)
・急性の炎症、疼痛の軽減が見え引き続き日常生活へ完全復帰を進めて行く
・施術前疼痛自己評価:10→6.5
・施術後疼痛自己評価:10→3
・施術:手技、鍼、メディセル(筋膜リリース)、関節可動域の増大を目的としたエクササイズ

◇3回目(3日目)
・可動域拡大、疼痛の軽減が見えたものの初動作の痛みと幹部を中心とした筋緊張は残存
・施術前疼痛自己評価:10→4
・施術後疼痛自己評価:10→1.5
・施術:手技、鍼、メディセル(筋膜リリース)→刺激の強度増

◇それ以降
・6回目で疼痛の完全消失、可動域回復、就業、日常生活へ完全復帰、また再発防止に向けた取り組みを行う
・施術:手技、温熱療法、電療法、整体、セルフケア

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治療内容

「初回」
◇問診、検査、カウンセリング◇
現在のお身体の状態と過去の既往などから多角的に判断します。

◇電気療法◇
背部痛により、負担がかかって固まってしまった筋肉への柔軟性の向上。疼痛部位への痛みの軽減とともに、機能低下を起こしている筋肉への通電により稼働性を獲得へ

◇マニュピレーション◇
マッサージ的な施術で背部痛により、負担のかかった筋肉に徒手によりアプローチをしていきます。患部を含めた全身の筋肉を緩めていきます。

◇鍼灸治療◇
鍼治療では皮膚の上から行うマッサージよりも、皮膚の下の深い所にある硬結部位(固まってしまった筋繊維)に直接アプローチすることで、痛みの原因となっている筋肉を緩めたり、発痛物質の除去や神経の圧迫の改善を行います。

「2回目以降」
上記の内容へ必要に応じて

◇温熱療法◇
赤外線治療器を使用し固まってしまった腰~背中、臀部の筋肉の血流を改善し老廃物や痛みの発痛物質を除去していきます。

◇整体◇
整体は骨盤や背骨、手足など体全体の骨格の歪みやズレの矯正と筋肉の調整をします。整体によって身体のバランスを正常にすることで、本来もっている身体機 能を取り戻して腰が痛む原因を根本的に治します。骨盤や背骨が正常になるということは、体の外側も内側も健康になるということです。

◇運動療法◇
ご来院日以外にもご自宅でセルフケアができるように指導を致します。腰痛により、機能低下が起こっている筋肉に対しての再教育、解剖生理学に基づいた正しい知識を指導し「正しい脊柱の位置、姿勢の保持」を目的として行います。

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施術回数・頻度・期間

◇ 初期:急性期 ◇
・症状、痛み、炎症が強い場合は毎日通院可(状況に応じて)
・症状のコントロールを最優先:バンドやテーピングも併用
・目安:毎日~4日に1回

◇中期:亜急性期◇
・症状の軽快と共に徐々に来院間隔を空けていきます。
・目安:週1〜2回

◇後期:回復期◇
・動作時の疼痛や日常生活時の症状、状態に合わせて施術
・目安:2週に1回

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施術後のケア

◇ 回復後のセルフケア ◇
・傷害部位へのストレッチ、再発防止の動作獲得は勿論、ご要望がございましたらパワーポジション(筋力が発揮され動きやすい準備姿勢)の指導を行います

◇回復後の通院頻度◇
・患者様と相談の上、卒業orメンテンナンスを決めさせて頂きます
・再発防止に向け、メンテナンスをオススメさせて頂いております。通院頻度は月に1回~3か月に一回をオススメさせて頂いております

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