たから鍼灸・整骨院の施術例

手首と背骨と肩の骨折
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肩
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手
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背中
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女性
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70代以上
2020-07-14
病院での診断
救急病院に搬送され、全身打撲及び骨折
これまでの経過
階段から転落して負傷。全身打撲及び骨折。
受傷直後、救急病院に搬送され、骨折の処置を受けた。
①左手首の骨折は副子固定。
②背骨の骨折はコルセットで固定。
③肩の骨折は包帯固定。
受傷直後、救急病院に搬送され、骨折の処置を受けた。
①左手首の骨折は副子固定。
②背骨の骨折はコルセットで固定。
③肩の骨折は包帯固定。
治療方針
受傷して2日後に来院される。
※ ①左手首は、橈骨遠位端骨折で、いわゆる手をついた時に生ずる定型的な骨折(コーレス骨折)であるが、整復不十分な為、当院で再度整復する。また固定もギプス固定に巻き直す。
※ ②背骨は、胸椎の圧迫骨折であった。(Th 12)
※ ③肩は、上腕骨外科頚骨折であった。
※ ①左手首は、橈骨遠位端骨折で、いわゆる手をついた時に生ずる定型的な骨折(コーレス骨折)であるが、整復不十分な為、当院で再度整復する。また固定もギプス固定に巻き直す。
※ ②背骨は、胸椎の圧迫骨折であった。(Th 12)
※ ③肩は、上腕骨外科頚骨折であった。
治療内容
※ 施術のポイント
①左手首の骨折は、病院での整復が不十分であった為、再整復する
※ 短縮転位、背側転位、橈側転位及び、捻転転位について、整復の精度(完成度)を更に高めた。
※ 中でも捻転転位は、細心の配慮が必要である。また固定も取り外しができるギブス(ソフトキャスト)を使用し、3週間は再転位に留意すること。そして、都度、微調整(再整復)をすることが一番のポイントとなる。
更に、2週以降は、筋肉や関節が、かたまりにくいように工夫する。
※ 徐々に良肢位に近づけ拘縮の予防につとめる。
②背骨は、骨折端が相互にかみ合っており(咬合骨折)、痛みの軽減を主目的とする固定にする。
③肩は、骨折部がうまくかみ合っており(噛合骨折)、変形がわずかな為、年齢を考慮し、そのまま保存的に骨癒合を図ることにするのがベストと判断した。
◎ 以上のように、年齢や体力等を考慮した上で、できる限り完成度の高い治療を目指すべきである。
①左手首の骨折は、病院での整復が不十分であった為、再整復する
※ 短縮転位、背側転位、橈側転位及び、捻転転位について、整復の精度(完成度)を更に高めた。
※ 中でも捻転転位は、細心の配慮が必要である。また固定も取り外しができるギブス(ソフトキャスト)を使用し、3週間は再転位に留意すること。そして、都度、微調整(再整復)をすることが一番のポイントとなる。
更に、2週以降は、筋肉や関節が、かたまりにくいように工夫する。
※ 徐々に良肢位に近づけ拘縮の予防につとめる。
②背骨は、骨折端が相互にかみ合っており(咬合骨折)、痛みの軽減を主目的とする固定にする。
③肩は、骨折部がうまくかみ合っており(噛合骨折)、変形がわずかな為、年齢を考慮し、そのまま保存的に骨癒合を図ることにするのがベストと判断した。
◎ 以上のように、年齢や体力等を考慮した上で、できる限り完成度の高い治療を目指すべきである。