たから鍼灸・整骨院の施術例

足首のねんざ (内反捻挫) 

2020-07-14

病院での診断

整形外科でレントゲンを撮り、剥離骨折の疑い

これまでの経過

バスケットボールの試合中に、相手のディフェンスの足を踏んで右足首を捻り負傷。整形外科からの紹介で来院。
※ 負傷した翌日に整形外科でレントゲンを撮り、剥離骨折の疑いを指摘される。
その後、右足の踵をつけて歩くことができない状態で、つま先をつきながら来院。
また、痛みが強く、右足に体重をのせることができない。
※ 初診時の所見は、右足のくるぶしが赤く腫れ、熱を持っていた。

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治療方針

直ちに、右足首の関節(距腿関節)を矯正をする。
※ 矯正後には、立って体重をのせられるようになり、痛みの程度が10→2に軽減した。

更に、矯正した関節がズレないように、テーピングで固定する。
6日後にカナダ旅行を控えているため、1日も早く治したいという思いから、夕方に再び来院。
松葉杖を渡し、右足をつけないよう指導(免荷歩行)。

※ 2回目は、3日後に、松葉杖の返却のため来院。
初回治療の翌日には、痛みもなく普段どおりに歩けるようになったとのこと。

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治療内容

※ 施術のポイント
捻挫のばあいの一般的処置の基本原則は、安静、冷却、圧迫そして挙上という。
4つの処置(いわゆるRICE処置)で、中でも重要なのが安静とされている。

これはどんなケガでもほとんど共通する処置となるが、その前にとるべき最も重要な処置があると考える。
偏位した関節を元の良い状態に戻さない限り、伸ばされた靭帯は、伸びたままの状態で治癒してしまうからである。
※ 当院では、靭帯損傷のレベルが2度までなら、必ずズレた関節を矯正する。

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