オリエントエクスプレスの施術例

自律神経失調症・更年期

2020-12-11

病院での診断

更年期

これまでの経過

半年ほど前からほてりやのぼせ、不眠、目まい、動悸などの症状が出てきた。内科では異常なく婦人科を受診したところ、更年期障害と診断された。
最近では寝汗がひどく、イライラしやすいほか、不安や落ち込みなど気分の浮き沈みも激しい。

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鍼灸院としての診断

40代は女性ホルモンのバランスが大きく崩れる時期で、体に様々な症状が出ます。これは女性ホルモンが自律神経に作用しているためで、ホルモンが不安定になると自律神経も不安定となり、説明が大変なほどの症状がでます。
自律神経失調症と更年期の症状はほぼ同じで、その原因もほぼ同じです。

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治療方針

自律神経のオン・オフの切り替えがうまくいかなくなると、カーッと熱くなったり汗が出たり、眠れなくなったり食欲が出すぎたり(無くなったり)と様々な症状が出ます。
その自律神経を整えるとともに、体内の陰陽のバランスを整えます。
人体において陰は「血」、陽は「気」を指します。女性は生理があるため血が不足しやすく気が余りやすいと言う特徴があるので、血の方面から治療を進めます。
血が不足すると貧血や忘れっぽい、月経不順などが起こり、気が上に昇るとイライラ、のぼせ、目まいなどが起こります。

血を補い、気を下げることで全体のバランスを整えます。

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治療内容

三陰交、復溜(足首内側)、太衝(足の甲)、内関(手首の内側)、百会(頭頂部)、印堂(眉間)、太陽(こめかみ)などに鍼を打ち30分ほど置いておきます。ほてりやのぼせがある人にはお灸はしません。
症状に応じて鍼を打つツボを変更したり増やしたりします。

うつ伏せになってもらい、背骨の際に浅い鍼を一列に打っていきます。
頭はのぼせて足が冷える、「冷えのぼせ」の方には吸い玉で気血をめぐらします。
鎮静のため、軽くマッサージをして治療は終了です。

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施術回数・頻度・期間

症状が強い場合は最初は2~3日に1回の短い間隔で治療をおこないます。症状が取れてきたら1週間に1回の頻度で治療を継続します。
更年期の場合は時期が過ぎれば症状も治まるので、それまでは辛抱強く通っていただいた方が日常生活は楽に過ごせると思います。

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施術後のケア

自律神経は人体のバランスを取る重要な神経であり、簡単に乱れては困る神経です。
そのため自律神経が乱れるときは徐々に変化していくので、自律神経失調症になる時も、治る時も時間がかかります。

数回の鍼治療で治るような疾患ではなく、時間をかけて一つずつ症状を改善していかなければならないものとご了解ください。

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