日進北口鍼灸整骨院の施術例

耳鳴り

2020-10-21

これまでの経過

令和2年5月下旬に初診。
二ヶ月前から左の重度の耳鳴りで悩んでいる。同時に難聴も発生。
朝から一日中ジーっという音が聞こえ、かなり不快で会話の相手の声がボワーと籠る様に聞こえ聞き取りずらい。
原因は不明だが、子供の学校の事や、春先の自律神経の乱れも関与している事と感じる。
病院で検査も耳自体に異常が無いと診断される。
鍼治療に望みをかけてのご来院であった。

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鍼灸院としての診断

見た目はおっとりしている様子だが、急激にイライラしてしまうタイプと判断、最近では脚の冷えや手のほてり、のぼせも感じるとの事
少しかおが赤ら顔である。
肝火上炎、腎精不足と症を立てる。

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治療方針

腎を補い、登った肝火をさまし下げ、気血をスムーズに循環させる様心がける。耳周りはやや太めの鍼で詰まりを取り流れを通す。

耳のツボは寸6、5番を使用する事とする。

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治療内容

足腎の原穴の捕法、肝の原穴、合水穴に瀉法を施す。
耳のツボ耳門、聴宮、聴会には奥深く刺激を入れる。
耳に対する強い刺激の後はメディカルアロマオイルのゼラニウムを
耳の廻りに塗布、香りも気に入ってもらう。

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施術回数・頻度・期間

週一の施術で3回目までは変化が無かった、4回目から少し軽減され
頑張って通うように促す。
6回目の治療で耳鳴りが治まるが翌週に再び発生。
やはり子供の学校関係のストレスが関与していると判断。
施術開始二ヶ月鳴りやむ。
その後は2週間に1回の施術に変え、季節が秋になると自律神経治療に変え現在も定期で来て頂く。

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施術後のケア

身体以外のお悩みは施術中遠慮なく話してもらう。
術者からのアドバイスを伝えるよりお悩みに対する共感共有が
治癒への近道と感じる。

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